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陣陽学園〜Fight School〜
官能リレー小説 - 学園物

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陣陽学園〜Fight School〜 48

道すがら、ツナ子が生い立ちを語る。

彼女の生まれは内戦に荒れる某途上国であるらしい。

父親は知らない。

それは彼女だけでなく、その国や周辺国では当たり前なぐらいであるらしい。

年頃になった娘は殆どがレイプされ子供を生む。

彼女の母もそんな少女の一人だった。

レイプされ、彼女を生み、またレイプされ次の子を身ごもる。

生まれた数人の子は長く生きられない程過酷な環境の中、故国の内戦が激しくなり、母は彼女達子供を抱え周辺国の難民キャンプを転々とする。

そんな中で成長した彼女は生きるために戦闘技術を覚え、同じく生きる為に男の味を覚えた。

始めて性行為したのは初潮前、勿論レイプであった。

母と共に複数の男に犯され、そんな事が度々あり彼女は妊娠、出産・・・

某国周辺の荒れた難民キャンプではよくある話であった。

だが、そんな彼女達に転機が訪れる。

嵐を避け某国の港近隣で退避していた鮪漁船に偶然にも忍びこむ事ができたのだ。

そこは彼女達にとって天国だった・・・

漁師達は密航した彼女達を降ろしはしなかった。

「オジさん達はセックスしたら優しくしてくれテ、おナカ一杯ごはんくれるんデス・・・名前もくれたシ、避妊もしてくれテ、天国にこれたとママと抱き合って泣いたものデス」

それ、優しさじゃないと言いたくなる出流を他所にツナ子の身の上話は進む。

要は鮪漁船専用の性処理の道具にされたと言う事だ。

1年ほどそんな生活の末に日本に戻った鮪漁船。
そこで彼女と家族は学園に売られ、母親のトロ子は学園関連のストリップ劇場に・・・

ツナ子は劣等直行だったらしい。

それが丁度2年前・・・

ここでも鮪漁船以上の天国を味わっていた彼女が劣等脱出した理由は、家族の為・・・

劣等行きで離れてしまった家族と一緒に住む為に這い上がってきたらしい。

そして現在は母トロ子と妹3人、そして自分の娘の6人で生活し、ストリップ劇場で母娘共演してると言う。

壮絶な人生だが、本人はあっけらかーんと話す。

なんだかちょっと暗い気分になった出流だが、着いたツナ子の家は思っていたよりもうんと綺麗なマンションだった。

そこでツナ子より少し小さくも外国人らしいグラマラスな母と、妹達に出迎えられた。

「ドコの社長サン?」

「ルーくんだよ!」

全く噛み合ってない会話で始まり、何故か『ルーくん』で納得してしまったトロ子。

13歳と聞いてびっくりするぐらい大人びた次女は母の手伝いで食事の用意。

出流は9歳と5歳の妹達と同じく5歳のツナ子の娘・・・

娘の年齢にも驚いたが、恐らくトロ子も想像してたより若いのにも更に驚いたのだ。

その妹達とは普通にテレビゲーム。

その後、どこの国のものか分からない不思議な料理を美味しく頂く。

風呂が沸くとお客だからと一番風呂。

だれも乱入しない事にホッとして上がり、夜が更けていくと次女(カマ子と言うらしい)が『ママ達はお仕事だから寝ましょうネ』と空気読んだ発言した辺りで何か胸騒ぎがしてきた。

用意された寝室に行くと、全裸のツナ子とトロ子。

年齢以上に成熟したツナ子と、年齢以上に若々しいトロ子のコンビは母娘と言うより姉妹だ。

ツナ子の方が背が高くよりグラマラス。

クラス内ランキングでも市花と争うトップクラスの爆乳だが、スレンダーに近いボディなのは日本人じゃないからだろう。

トロ子は娘より全てのサイズが一回り小さい感じ。

母娘共々乳首と臍、陰部にピアス、同じ位置にタトゥと意識して施している部分もちらほら。

「「サービスタイムですーっ!」」

似たもの母娘が声を揃える。

今日の出流の主食は親子鮪丼となったようだ。

おかわりは許されるが食べ残しは許されない。

そんな雰囲気と言うより、余りに過酷な生い立ちを聞いたせいで同情的になっていた出流。

「2人共いいの?・・・」

「いいのデス、ルーくんのオチ○ポ汁をツナ子とママにたっぷりくださいデス」

彼女達にとって今やセックスはむしろご褒美。

出流もエキゾチックなグラマラスボディに頭の中が蕩けそうだった。

押し付けられる二人のダイナマイトボイーンを交互に舐めて味比べ。

2人共経産婦だけあって、ほのかなミルクの香りがした。

そして無数に残る傷跡は鈍器や刃物、当然の如く銃弾による物も含むだろう。

「大丈夫『最後のパパ』が縫ってくれたネ。」

自衛隊レンジャー出身のムジャヒディンでスぺツナズをやっていたモサド工作員、チョコレート色の肌をしたラテン語を話す酒好きで陽気な漁師、イワシと名乗る『日本人』だったそうだ。

「最後はワタシ達と一緒に逃げるの失敗してツミレにされちゃったけどカマ子が形見拾ってくれタヨ。」

所狭しと飾られた国籍不明なオブジェの数々、ツナ子が示した鈍い輝きを放つそれ。

「そこに飾ってある『日本刀』パパ本気出せば何デモ斬る自慢してた家宝ヨ。」

アイルランドの波刃剣フランベルジュ、しかもジュラルミンらしき刀身からして土産物か通販の飾り物と解る代物だ。

跳び級できる程博学なツナ子が理解していない筈がない。

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