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陣陽学園〜Fight School〜
官能リレー小説 - 学園物

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陣陽学園〜Fight School〜 49

ツナ子がパパと呼んだのは一家が世話になった男(達)という便宜的な意味であろう。

親切ヅラの小悪党だったのか、長生きしないお人好しだったのか、どちらにせよやるせない話である。

そしてツナ子と絡む出流の背中に覆い被さるママ…トロ子の身体の軽さに気が付いた。

何か旅番組の類で途上国を訪れた出演者が、見た目に小学生ぐらいの道行く子供達に年齢を聞いてみた所、実は高校生相当。

理由は簡単、成長(性徴)期で十分な栄養が摂取出来なかった為、体格ばかりか顔付まで幼いままだという話。

それが純粋にタイミング的な問題で鮪漁船親子の体格差にも出ているのだろう。

年齢不相応のアンバランスを通り越し、明らかに有り得ない不自然で歪な容貌が性的に重宝される傾向も、決して手放しで納得していいケースばかりとは限らないのだ。

娘達が身の詰まった大人びた身体をしているから、本来はこんな身体なのだろう。

しかし、挨拶代わりにレイプの国で育ち、十代初めから妊娠出産を繰り返してきた彼女はどこか歪に育ってしまったのも無理はない。

本来ならツナ子を始め十人の子供を産んだが、生き残ったのは半分以下・・・

だが、それも途上国では当たり前。

ボコボコ産んでボコボコ死んでも人口は増え続け負の連鎖が広がる・・・

いくら修羅の学園と言え、彼女達にとっては比べるまでもなく天国なのだろう。

トロ子もツナ子と同じような無邪気な笑みを出流に見せる。

そして、出流に跨り竿を受け入れる。

繋がった瞬間、彼女が何故『トロ子』と名付けられたか出流は理解した。

出産回数の多いトロ子の蜜壷はユルユル。

市花より遥かにユルく、全く抵抗感なくズブリと入る。

だが締まらない代わりに膣内は熱くトロトロ。

締りがいいばかりがよいとは限らない典型・・・

確かに例えるならそれはトロだ。

「イッパい出していいヨ」

トロ子は腰を振りながら優しい笑みを見せる。

締まらないが出流の竿でも腰が振られるたびに奥にゴツンゴツンと当たる。

出産過多のせいか、かなり子宮が下がってるようで小竿でも奥まで届くようだ。

そのゴツンゴツンとトロトロの膣内が無性に気持ちよくて出流も腰が勝手に動く程。

正直言って気持ちいい。

目覚め始めてきた少年らしい旺盛な性欲で貪るように出流はトロ子を下から突き上げて行った。

「いいネ!、ルーくん、元気!、ゲンキ!」

軽い身体が出流の上で跳ねる。

痩せた身体に不釣り合いに大きな胸がタプンタプンと揺れ、先端からミルクを撒き散らし出流に飛沫を飛ばす。

どことなく母性を感じさせるトロ子。

ぼんやりと自分の母親を思い出す出流だが・・・

そう言えば自分の母は綺麗だが相当厳しく、まともな会話すらした覚えがない事に気づいた。

父と比べれば幾らか話せる相手という程度の認識であり、時として圧し殺した母性愛が漏れて本当に仕方なく情けを掛けてくれる、その程度の優しさはあった。

今思えば出流を武人として育てんが為に相当無理をしていたのではないか、女を捨て母を捨てて生きていたのではないか、そうとまで感じる母の姿が出流の脳裏をよぎった。

父より幾らかマシな程度でもやはり厳格すぎた母、恨むつもりはない。

だが本物の戦場で子供を抱え逃げ延びた他所の母親と、実戦と無縁の平和な国に生まれ育ちながらも徹底した武人たる自分の母と、そこにあるギャップはなんなのか。

学者じみた注釈のひとつもあれば説明はつくだろう、しかしまだ高校生の出流には噛み砕けない理屈、そして今この場ではどうでもいい話であった。

自分を産んだ母より確実に母性を感じるトロ子。

欲情に染まりながらも、その笑みは母親そのもの。

全てを受け止めてしまうようなトロ子の笑みに出流は委ねるように、無心に腰を突き上げ欲望をぶちまける。

先端が膣奥にキスし、その先の子宮に子種が注がれていく感触がありありと分かる。

脈打ち若いオスの精を吐き出すそれに心地よい表情になりながら、トロ子のそこは貪欲に全てを飲み込んでいく。

「いっぱいでたネ」

おりこうさんとばかりに笑顔で出流の頭を撫でるトロ子に、今まで母に褒められた事も甘えれた事もなかった出流の目から自然と涙が溢れかける。

少し身体を震わせる出流を、よしよしと子供をあやすように撫でるトロ子が竿を抜くと、今度はツナ子がそれに跨る。

「ママの次はツナ子ね!」

ネットリとした膣内は若干ユル目。

経産婦なのと大柄な体格の分であろうか。

竿を完全に飲み込んだ所で奥に当たる。

「ルーくんのオチ○ポ・・・いいヨォ・・・」

幼さと成熟さの入り混じった表情でツナ子は熱い吐息を漏らす。

ワールドサイズと呼ぶに相応しい双乳は、出流の頭より確実に大きいかもしれない。

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