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ギリギリすく〜と
官能リレー小説 - 学園物

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ギリギリすく〜と 8

猛は舞とあいと距離をおいて過ごすことが増える。
由紀とも微妙な関係となるが、逆に由紀からの誘いを振りきったことで和美からの評価が上がっていた。
昼休みも教室にいにくい猛の為に、和美は一緒に弁当を食べることを提案し、食事を共にすることで猛は彼女の厳格さの裏にある優しさと女らしさや色気を知る。
家に戻ると、祈といることが増えた。荒れていた庭が家庭菜園に変わっていくことは、新しい母親によって暮らしが変わっていく実感に見えた。
「この服、母さんのお気に入りだったんだけど、よかったら…祈さんに」
「ありがとう、猛くん」
猛はまだ母親として受け入れるにはどこか抵抗はあったが、着実に好感を持っていたし、服装だけでも同一化すればと思って、亡き母の服を渡す。
すると祈はその場で脱ぎ始め、すぐに身につけると、猛の前で一周してみせる。
「祈、それ百合子の」
「あなた、猛くんが私にって」
「猛、お前」
「これで家族だ。そんな気がする」
三人は一斉ににこやかな表情となる。夕食でも談笑を交わし、猛も舞の事など同じテーブルにいても空気のように思えた。
登下校も舞とあいを遠ざけ、休み時間は男子同士で語らい、友人にわざと『デカすぎる胸はキモい』と言わせる。
昼休みは和美と会議室で弁当を食べるが、由紀もそこに来て猛に強引に迫ったことを詫びた。和美と由紀は属性は違っても気心がしれているので、互いのいざこざも解消された。
家に帰ると、祈は家庭的で優しく、猛は年上の女に強く魅力を感じるようになる。
次の日も和美と由紀と一緒に食事をしていると自分でも思わぬことを口にしてしまう。
「つまり、舞ちゃんじゃなくて、今度は新しい母親が気になってしょうがないの?」
「うん」
「それで、祈さんと同じか年上の女性とハメれば思いも断ち切れるって?でも童貞を捨てる相手が熟女でいいのか?」
「先生たちはまだ若いし肉食だし、もう少し恥じらいや落ち着きのあるおばさんがいいかなって、思うんだ」
「そんな簡単に言うけど、独身で美人のおばさんなんて…」
「和美、いるじゃない。一人」
「常務か」
「猛も入学式の時にあってるでしょ?」
「教頭先生って、独身だったんですか?」
猛は教頭があるアニメキャラの熟女に似ていて常務という渾名だったのを思い出す。
「三人で何馬鹿なこと言ってる。クビになりたいか?」
三人で本人に嘆願に行くと、クールビューティーの美熟女に一蹴された。
「常務、そこをなんとか…」
「常務じゃない!教頭の山城敦子よ」
「敦子さん、この通りです!一度だけ、一度だけでいいんです」
「教頭、男子生徒に土下座させていいんですか?パワハラですよ。女なら、やらせろと頼まれてる間が華じゃないですか?」
「ちょっとあなた何言ってるのかわかってるの?そんなことしたらこの私がクビなるのよ!わかってるの!」
「それに私よりもあなたは川崎と久田と仲いいそうじゃない。学校の中で川崎と久田と一緒にいるとき、あなたは2人の胸ばかり見てるじゃない。それでも2人に興味ないと入れるの? 」
猛は本当のことを言われて言い返せなかった。
猛は舞とあいの胸の膨らみをどうしても見てしまう。
特に体育の時は2人のIカップの胸が揺れるのを楽しみにして見ている。
「それは、2人ともあまりにかわいいから・・・」
「やっぱり。2人の体に興味にあるのね。早く帰りなさい!」

猛は敦子の迫力に押されて、家に帰った。

次の日の朝猛は、舞とあいと一緒に登校していた。
もちろんあいは猛の手を握ったまま歩いていた。
「川崎さんも高坂君の手を握ったら。本当は川崎さんは高坂君の手を握りたい、そう思っているでしょ」
「久田さん、それは・・・・・」
舞は猛のことが好きではあるがあいのように積極的に行動に移せないのだ。
そして、これは舞とあいは気付いていないが、登校の途中堤防の近くでよく3人走るがその時、舞とあいのスカートがまくり上がってパンティが見えている。

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