ギリギリすく〜と 4
「そうだな。いきなり急に川崎舞から高坂舞になったと言ったらクラスメイトも驚くしな。」
「それじゃ、高坂君おやすみなさい。」
それから、2週間後両家が一緒に住む日が来た。
その日舞はあさ自分にこう言いきかせた。
(だめよ舞!高坂君に抱きついては!そしたら舞のIカップの胸の感触に我慢できずに高坂君に変な気を起こされしまう)
実は舞は猛が好きでたまらなくて、猛に抱きつきたい気持ちを押さえていた。
17才の思春期真只中の猛が、自分の身体に興味を抱かない訳は無いと舞は思っていた。
抱きつき、Iカップさえ押し付けさえすれば、簡単に墜とせるという自信はあった。
そう言った意味において舞は、自信過剰な部分があった。
男は誰しも巨乳好きで、どんな男であろうともその谷間を寄せさえすれば、靡かない筈など無いと信じていた。
現に、ネットの投稿官能小説には"I"だ、"G"だと、胸の大きなサイズを記入する者は多数いたし、
街を歩けば誰もが舞のIカップを見た。
そう言った意味において、舞が『女の価値は巨乳!』と考えるのも無理もなかった。
実際に猛は巨乳好きだった。
舞は美人だし一緒に暮らす事で禁断の関係になることを、猛はおそれていた。