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香港国際学園〜第二部〜二章
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜二章 37

特に奴隷ズが全体的にぽにょーんな感じの為、彼女達の(ささやかな)争いも自然と熱を帯びる結果になっていた。
『乳の大きさが全てではないっ!』と言いつつも、自らに無い物に思いを馳せるのも女心…例え、奴隷ズ随一の『アソコの締まり』を持つ二人であってもだ。
それ以外にも、サラと雪菜は争う部分が多かったりする。
巨大軍需企業のご令嬢に、方や元王族で資源成金の実家の総資産は(群を抜いて)一、二を争っていたり…

どちらも(得物は違えど)近接戦闘型だったり…
種類は違えど、どちらも柔軟性があって戦局次第でどうとでも使える能力だったり…
無論、サラと雪菜が常時そんな不毛な争いをしている訳ではないが…奴隷ズ全員に言えるが、彼女達は光樹の為だったらどんな事でもでき、お互いが親友であり、レズパートナーであり、そして光樹の愛を争うライバルでもある。
彼女達が頑張るのも争うのも…全て光樹の為なのだ…
光樹本人にそんな自覚があるのかどうかは別にしてである…

そんな事で、かなりユルい量子であるが…『光樹と共に闘える』と言う奴隷ズ的に美味しい状況に(一応)奮起して、雪菜曰くの『大質量物』…つまり、グレートな乳と尻を派手に揺らしながら本人なりには最大限に頑張ってはいる。
しかし、いかんせん動きのトロさはどうにもならないが…
「まぁ、あれさ…程々にしてくれてた方がこっちには好都合なんだけどさ…」
「アレ黒い雪菜らしいデス…」

光樹の光樹たる所以、学園ドラマ主人公の標準装備『優柔不断』が招いているとはいえ…少々キケンな傾向だ。

雌獣ズの…本妻理都、愛人百恵、ビッチ華奈美…という(社会的な女性の地位を片っ端から無視した)棲み分けもどうかと思うが…。

「それはそれ、ガチンコ戦闘員のうちら…。」
「今回は出番なしデスだよ?」
こうして二人が見学している控え選手陣三名…金大地、有田美夏、賀集量子…人質救出をメインとしたメンバーなのだ…。

人質を救い出し、なおかつそこから自陣に戻るには相手の妨害をくぐり抜け、追跡する敵チームから逃げ切る機動力、そして何よりオフェンスの連携と助けが必要不可欠だ。
大地の脚部強化による加速化、美夏の重量変化、そして量子の物質透過。相手チームから機動面のイニシアティブを握る為に今回の試合に選び出されたいわば「勝利の鍵」である。

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