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香港国際学園〜第二部〜二章
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜二章 20


集合時間前になると、ちらほらと生徒が集まり出していた。
実は大概一番早いが、気付かれずに『あっ!…いたの?』的な扱いになる影井京平は、やはり(挽かれながらも)一番早く…男宿まで帰らなかった影汰と牝獣ズ達も今日は早めに集合…
30分前には到着する事がモットーな若ハゲくんこと水嶋流…山本ひじり、八神陣のとりたてやる事のなくても遅い拳法コンビが珍しく時間前についていた。
そして、もう一つ意外や意外…光樹と奴隷ズも、時間よりかなり早く教室に続く廊下に姿を見せていた。


「…でさ…何で僕、この恰好な訳?…」
光樹は改めて自分の恰好を見渡して奴隷ズ達に聞く。
「似合うからいいんじゃないの?」
軽くそう返したのは雪菜…
「馬子ニモ衣装でス」
「それビミョーに違うだべさ…」
「ひかるタン、萌え〜っ!…なのねんっ!!」
雪菜に続き好き勝手言うサラ、量子、羽音…
…そう、光樹の今の恰好は…ひかるの時着ていた『女の子の制服』
『性別だけしかひかるの時から変化してない』今の光樹だから、非常に似合う。

…と、言うより似合いすぎてヤバい。
胸こそ無いが、『萌え度』は数段アップ…周囲に容赦無く放たれる萌えビームは、まさに致死量…
廊下で萌え死する男女多数と言う有り様だった。
勿論、無理矢理着せた奴隷ズはご満悦で…刀機までが『細かい事を一々気にするな!』と静止する素振りもないので、女装でここまで来るザマになってしまったのだ。

続いて音無次郎と菜乃花皐月…最近彼は皐月に通訳の手間かけさせぬ為、日常会話をインストールしたI.P○Dを持ち歩く様になった…だからフツーに喋れサイレントFuck,n!!
『COOLに行こうぜ?』
だまれ。
やや遅れてビッグジョーにアフロ合体した有田美夏、そしてクラス1のチャラ男くん、D.J.KARASUMA(烏丸倉之助)ギャルサーな女生徒らにドレッドをいぢくられながらご登場。
「YO!」
DAM!

…そして…
…闇そのもの…纏った姿…
…ゆらり…
「・・・。」

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