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香港国際学園〜第二部〜二章
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜二章 19

実は一番出番の少ない『僕様ちゃん』こと有田美夏も、ひと知れずビッグジョーとのブートキャンプで順調にスタミナを付けているという…。
水嶋流の額のハ…ゲ…ホン!ゲホン!ゴホン!あいや…えーと『でぼちん』の具合も順調。
影井の『踏み放題』っぷりもまた然り、ひょっとしたら踏まれる程に影踏み能力が強化…
『ギャース!?』
…ホラまた、ラブホで一戦済ませて校舎に向かう牝獣ズの轢き逃げアタックで鍛えられてる。



「水嶋の若ハゲ、影井の芸人属性なぞ些末な問題!」
情け無用な刀機に光樹の煙も四散する。
「こ…こんな当人のアイデンティティに関わる問題の中で何をっ!?」
「たわけが?貴様も士官なら、クラス全体に対する考えを持てい!?」
鬼教官に小言喰らった新兵っぽく萎縮する光樹。
「は…はい…。」
「え…ええい?貴様…私はボケたのだぞ!?」
ツカミ程度な『貴様それでも軍人か!?』口調の物言いを
真に受けられて、己のお笑いセンス不足に軽く逆ギレする刀機、多分『士官でも軍人でもないです。』とか返してもキレただろうが。
「よくって光樹?真奈美が言いたいのは『蛆虫め!口から糞垂れる前にイエス・サー!!だ!?』と…つまり前髪&存在の薄さでオイシイ殿方より、敵勢力の動向にも気を配れ…と言う事。」
未来の『海兵隊』口調を交えたフォロー説明で光樹も漸く理解した。
「サー!イエス・サー!!」
「うむっ!」
身支度を始める最中、サラが猛烈に感動していた。
「我が母国(インドネシア領)ターム王国の精鋭に匹敵しマス!!」
「んあー…サラが久しぶりに解読可能な片言だべさ。」
量子のぷに顔に埋もれた丸眼鏡がキラりと輝く。


のろのろと.44マグナムリボルバーを探るぷに子の傍ら、手早く事が済んだら淡白で制服に着替え、スリムな肢体に二挺ベレッタのショルダーホルスターを締める雪菜。
「何さ?グリーンベレーか?スペツナズか?」
サラは、クールにからかう彼女にチチチと指先を揺らす。
「陸上『J』隊デェス!!」
「けんぽー9条なのねん…フガフガ?」
雪菜は反射的に羽音の口を塞いだ、が肝心のサラ。

「試験パスして銃剣道サエこなして…偉いサンにゴマ擦ってりゃ正に天国デス!!」
「サラちゃん…なんか『それすら出来なかったオチコボレ』の痛切な叫び…。」

『暫くそのままでお待ち下さい』

…1−A教室…

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