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香港国際学園〜第二部〜二章
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜二章 13

この場で股を開きそうになっている雪菜をむんずと掴んで押し止めながら、他の奴隷ズに睨み効かせるのは流石はゴッド姉ちゃんと言った所か…
「ふふ…取りあえず午後から改めてホームルームと言う事になりましたから…部屋に戻って、光樹の好きなだけ可愛がって下さいませ…」
チラリ横目で影汰達も部屋に戻るのを確認しながら、未来も今すぐ絡み合いたいのを抑えて光樹に笑顔を向ける。

「さあ、部屋へ行きましょうか」
 これから起こるであろう享楽の宴への期待を隠しきれない妖艶な笑みで光樹を誘う。
傍ら、アジアンロリ娘サラとガテン系ボインちゃん量子が道行く女生徒に目を奪われ惚けていた(びあ〜ん)。
「め〜っ!なのねん!さーぽんもりょこたんも浮気はめ〜っ!!」
舌足らずな言い回しで二人を咎め、後ろ襟を引っ張るのは元アイドル声優(B級)、羽音であった。
「だってぇ・・・ヒカル(光樹>女)の活け作りデ女体盛りダッタですだよ?」
サラのチョコレート色の唇から止め処なく涎が滴る。
「生き写し、そっくりさん。」
丸眼鏡を腐女子的に煌かせながら『通訳』する量子のツッコミ。
「はん、どうせひかる姫人気にあやかった猿真似ギャル子ちゃんだろ?ネームプレ−トにも『鈴木』ナントカって・・・。」
雪菜がクールに流して見せてはいるも、内心『犯りてえ』と薄っすら蜜壷を濡らすその隣、刀機真奈美が訝しげに俯いていた・・・。
『鈴木・・・だと?まさか、まさかな・・・。』

呟く刀機…
刀機真奈美…いや、鈴木真奈美にそっくりな『鈴木さん』なら納得いく。
あの闇の一族と関係ない筈のひかる姫そっくりと言うのは…鈴木姓の多さから言っても偶然で片付けていい話である。
…で、あるのだが…刀機は何か心に引っかかるものを感じていた。
「…考えても…仕方無いか…」
ここは香港国際学園…魑魅魍魎が集っていようが驚くにあたいしない場所である。
考えても仕方無いと刀機はかぶりを振った。
「うむ…そんな事より…肝心な事だな…」

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