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香港国際学園〜第二部〜二章
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜二章 11

光樹と躯と心を繋げた最愛の存在達…未来、雪菜、サラ、羽音、量子…そして刀機…
彼女達の貌とその肢体を思い浮かべると、自然と下腹部に熱が溜まり剛直が力をもたげていく。
この節操無く無尽蔵かつ制御不能の底抜けの性欲こそ桜川光樹の力の源であり…彼の能力に大きな影響を及ぼしている要因なのだ。

光樹が潜在的に持っていた強烈な性欲を目覚めさせ、それが能力の爆発的な上昇に繋がっているが、隣にいる影汰も潜在的に持っていた『野生的な本能』を目覚めさせて爆発的な能力上昇を果たしていた。

光樹の性欲に対して、影汰は『野生的な本能』こそが能力のベースで…それは彼自身の心の弱さが能力に蓋をし、本能を眠らせていた。
臆病さ…野生動物が生き抜く為の重要な能力であるが、今までの影汰は臆病さを全面に出ていた為それが弱さにしかならなかった。
しかし、裏返せば…その臆病さこそ、今の影汰の攻撃的な性格のベース
桜川光樹との出会いが影汰の臆病さの内に潜む攻撃性と野生を起こしてしまったのだ。

野生動物の持つ生きる為の臆病さと、獲物を狩る為の攻撃性…
強烈な野生故に、今までは臆病さが勝ち精神崩壊まで起こした影汰だが…光樹との出会いが彼に変わるキッカケを与えた。

…共に行動し、苦楽を分かち合う関係になり…お互いに影響されあって成長してきた。
そして、みことと言う存在…彼らを選んだ理由は今だに解らないが、みこと達に鍛えられて二人の潜在能力が開花…その上、ひかるえったのセ○クスが互いの能力を共有させる結果となった。
『二人共、潜在的な能力は同等…違いは能力の爆発力さ…言わば数字上の出力は同じだけど、影汰は大排気量の車で、光樹はターボ車ってな感じかな』 
二人の師匠と言えるみこと言葉が二人の違いを表していた。

まあ、光樹は主人公だから特殊な能力構成の上に…主人公故のヘタレ特性で通常能力低めと言う訳である。
むしろ最近ワイルドさや逞しさや漢らしさを見せる影汰は、その言動通り通常能力高めになったのだろう…
今も停留所から教室方向に歩く二人…堂々と歩く影汰の後ろを所在無げに付いて行ってる様子が二人の現状をよく表していた。

その二人が一年生校舎に入ろうとする手前で…彼らにとって最愛の存在、奴隷ズと牝獣ズが待ち構えていた。

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