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ちっちゃなちじょ
官能リレー小説 - 痴漢/痴女

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ちっちゃなちじょ 4

恋舞は、お姉さんの毛をなでながら時々軽く毛をつまんで引っ張ってみた。
お姉さんは腰をくねらせるようにピクリとさせる。かなり感じるようだ。

「本日も当電鉄をご利用くださりありがとうございます。本日は踏切進入の影響で電車が遅れ、お客さまにご迷惑をおかけいたしました…」

サラサラとしていたお姉さんの下の毛は、すっかり湿ってしまった。もうすぐ恋舞の降りる駅だ。


   ┳┳┳О┻┻┻

大型連休の1日、恋舞はパパとママと一緒にショッピングモールにやって来た。
ところがパパとママは二人、モールに併設されたシネコンで映画を見ると言う。その間 恋舞は『放牧』される事になった。
「なんでアニメ映画がR指定なのよ…まあ、たまには夫婦だけの時間も必要だからね。」
さすがに大型連休の真っ最中だけに客は多い。
「あ、用心しなくちゃ。1人になってる少女を狙ってそうな男の人がいるわ。」
モールのあちこちに、スマホを片手に何かを追ってたたずむ男の姿がある。
「私と同じ目的を持つひとは、やっぱりそういうオーラが出てるのがわかるわ。」
恋舞がエスカレーターに乗ると、そこにも怪しいふるまいの男がいた。
「あのオジサン、トーサツしてるんだ…」
自分の一段上のステップに手提げ袋を置いて、その上に立つミニスカートの女の子を撮影しているようだ。
「わかんないと思ってるのかしら、どう見ても不自然じゃないの。」
恋舞は自分の、パステルピンクのお子さまスマホを見て考えた。
「私にも撮れるかなぁ〜」
恋舞はいったん一階まで降り、ミニスカートのお姉さんの後ろにつくと、動画撮影モードにしたスマホをその足下につき出した。
ちっちゃな恋舞が、お姉さんの足下にピッタリついていても、特に怪しさは感じられない。
恋舞はエスカレーターを降りると、通路の端に隠れて動画を再生してみた。
「写ってる…へぇ〜、あんなお姉さんなのに猫ちゃんのパンティーはいてたんだ。」
しかし恋舞は、再生途中でそれを消去にかかった。
「なんかつまらない…パンティーだけ写ってても仕方ないじゃないの。」
モールの中には、大きな本屋さんがある。
「すご〜い、雑誌のところだけで近所の本屋さんよりずっと広いよ〜」
意外と読書家の恋舞は、長い書棚に並ぶ本の背文字を追うだけで目がキラキラしてきた。
アクリルの壁で仕切られたコミック売場に入って見ると、1人のお姉さんが目にとまった。
彼女は「耽美」とプレートのついた書棚を見つめ、時々コミックスを取り出してはビニール越しに表紙をチェックしていた。
恋舞は、お姉さんのもとに近づいていった。
「それは、BLの本ですか?」
お姉さんは戸惑いながら、しかし恋舞の顔を見つめて
「そうよ。ボーイズラブってやつ。」と言った。
恋舞は、お姉さんに『内緒の声』で言った。
「お姉さん…お姉さんがおすすめの『18禁』のを、私に代わってレジで払っていただけませんか?」
すると、お姉さんは落ち着きのない目つきになった。
「お嬢ちゃん、ちょっと私と来てくれる?」

お姉さんは恋舞を、屋内の非常階段に連れていった。
「やっぱりヘタなお願いしちゃったかな…」
恋舞が困ってしまっていると、お姉さんはトートバッグからノートを出して恋舞に渡した。
「何だろう…」
恋舞は、ノートをめくってみた。

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