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苗床日記
官能リレー小説 - 孕ませ/妊婦

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苗床日記 49

(して、お主はハクヤの苗床か。珍しいよの。ヤツが)
いきなりケルベロスの声が頭に響き、俺は驚いた。
「な?どういう意味だ?」

今度は遥香が面白そうに俺を見ている。
(まあよい、明日の種付の儀楽しみにしておる)
ケルベロスはもう伝えることはないと言わんばかりに俺達から遠ざかって行った。
「仕方ないな。戻るか」
と、遥香に促し遥香の部屋に戻った。

「ケルベロスの繁殖ってさ、どうやるの?」
遥香が聞いてきた。大事な子供を差し出す以上、ある程度のことは知っておきたいのだろう。
「普通は、女を3人与えて種付けするらしいな。何せチンポが3本もあるから同時にってことらしい」
俺も過去の繁殖カルテを思い出しながら、遥香に答える。
ケルベロスの繁殖自体、今までに2例しか無くいずれも無事に出産まで至っている。
まあ俺や遥香が研究者になる前のことだから資料でしか知らないが。
「よね。それは私も聞いたことあるわ。」
と遥香。遥香の研究対象は主に類人猿が主だ。だからケルベロスのような文字通りの怪物に興味があるのだろい。

 1時間後
「ママぁ、来たよ〜」
て威勢のいい声とともに香梨が部屋に飛び込んできた。
「どうしたの?急に呼び出して。友達とカードで遊ぶ約束あるから早くしてね」
文句を言いながら少し遅れて遥。
「やあ、いらっしゃい」
俺は2人に声をかけた。
「あっ、こんにちは」
2人は挨拶を返しながらも何でこの人いるの? といった感じで見て来た。
「今から2人にとっても大事な話があるの。ママだけじゃうまく説明出来ないから、来てもらったのよ」
遥香が2人に説明する。
2人はふぅん。といった表情だ。
「じゃ、2人には大事な話だからよく聞いてね」
遥香は話し始めた。
「今から話すのはとっても大切なことなの」
2人の目をしっかり見つめて遥香は説明をする。
俺はそれを一歩引いたところで見守る。
「え、僕と香梨がそのケルベロス様のお嫁さんになるの?」
遥は思わず聞き返していた。
「そう、あのケルベロス様があなたたちをご所望なのよ」
遥香は真剣に2人に語る。
「でもさ、僕男の子だよ。赤ちゃん産むの無理でしょ?」
遥香の発言に遥は疑問を呈した。
「実はね、遥にはケルベロスの相手前にゴブリンに産み腹を作ってもらう必要があるによ」
遥香は続けて言う。
「だから、遥には今日ゴブリンを産んでもらうわ」
「へっ?ゴブリン?」
遥が聞き返す。ゲームの中だけの架空のモンスターだと思っていたから、いきなり ゴブリンの子供を生む と言われてもピンとこない。
「そ、ゴブリン様。ゴブリン様は男の子でも赤ちゃんを作れる体にしてくださるから、大丈夫」
遥香が努めて明るく話しかけている。多分2人の心を落ち着かせようとしているのだろう。
「ケルベロスちゃんかぁ。ママ、私会いたい!」
遥香が楽しそうに遥香に頼んで来た。
「勿論よ。二人ともケルベロス様に可愛がって頂いて可愛い赤ちゃんを産まなきゃね。」
遥香が2人に言って、俺の顔を見た。
ケルベロスもゴブリンも、俺の管轄だから早く連れて行けということだろう。
「さ、こっちだよ」
俺は先に立ち、歩き出した。少し後を3人が続く。
「先にゴブリンでいいか?」
俺は遥香に聞く。
「うん、お願い出来る?」
遥香は頷いた。そしてゴブリンの部屋をガラスケースから見せる。
「こいつが繁殖用ゴブリンだ。精力が高くて繁殖能力高いから、すぐに出産出来るぞ」
俺はガラスケースの中にいたゴブリンを親指で指差して説明した。
「うわっ、マジで化け物だな」
遥が率直な感想を漏らす。
「まあ見た目はそうだな。知能も人間より低いし、性格も単純だ。性欲しか頭にない」
俺は付け加える。
「でも、ゴブリン様可愛いのよ?」
遥香は嬉しそうに言う。
「確かもめくりっとしてて可愛いかもー!」
遥香の娘なせいか香梨も興奮している。
「そ、そうか?」
遥だけがひきつった笑みで答える。まあこれが当然の反応だろう。
「ねえ、遥が産んだゴブリン貰えたりする?」
遥香は
俺に聞いた。

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