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苗床日記
官能リレー小説 - 孕ませ/妊婦

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苗床日記 41

「おい、ハクヤ。出し過ぎだって」
俺は滝のように流れ出るハクヤの精液に、一言。
するとハクヤ。
(ヌシの身体が良過ぎるのだ。その為に久々に張り切ってしまったのだ)
確かに、データ上はハクヤの苗床に選ばれた者自体、数年ぶりらしく、ずっと溜めていた精液を、全て流し込んだようだ。
「ほれ、早く行って仕事終わらせてこい。
我は襲ってもいいのだぞ」
ハクヤは俺の顔をペロペロ舐めていう。
「あぁ。もう!!」
「じゃあ行ってくる」
俺は白衣を着直してフェニックスの小屋に向かった。
「あぁーーーー!もう!」
フェニックスの卵を孕んだ女はフェニックスの巣で四つん這いで息んでいた。

「順調に進んでいるか?」
俺は研究室のガラス越しに観察してる他の研究員に声をかけた。
「順調ですね。卵のサイズもダチョウの卵の半分くらいのサイズが2つですね」
俺はもらったデータを確認しつつフェニックスの卵が生み出されるのを待つ。
「にしてもいつ来てもここは暑いな」
「フェニックスがいますからね。温度が高くなるのは必然かと」
ガラス越しでもかなりの気温であるのにフェニックスの番の女は全く気にせず、汗一つかいてなかった。
女の側には、優しく労るように種主のフェニックスが横たわり、羽で女を包みこんでいる。
「妊娠何ヶ月だ?今回は」
助手に聞く。フェニックスの苗床の妊娠期間は、なぜか一定せず、毎回違う。産み付ける卵は、3個と決まっているのだが。
「えっと、18週だから1年半程かと」
前回は20ヶ月だから、少し早いらしい。
フェニックスが研究所に来てからまだ4人を苗床として与えたが、他のバケモノと違い、産卵の終わった苗床であろうと手放さず、愛で続ける稀有なヤツだ。だからといって種付けは行わないが。お陰で使用済みになった苗床は、本来ならばな俺達に下げ降ろされるのだが、コイツは独占する。迷惑な奴だった。
初めての苗床を、フェニックスから取り上げようとした研究員は、フェニックスの怒りに触れたらしく部屋から出てくることはなかった、その時に監視カメラで様子を見ていた研究員は、口を閉ざしたまま姿を消したから、何があったかはふめいだ。
それ以降、フェニックスから苗床を回収すれのは禁止された。
「今回は羽化するといいんだが」
今までの3人の苗床の卵は孵化しなかった。
温めている様子もあったが、数年が経過しても孵化せず、原因も不明のままだ。
半年も温めて孵化しない場合は、温めるのをやめて次の苗床を要求してくる。
卵のスキャンをしているが、ある一定で成長が止まり、その後半年経つとフェニックスが自ら
卵を食べてしまうのだ。
「ふぅーふぅー、んんんーーー!!」
今回の苗床はフェニックスに見守られて一生懸命息んでいた。

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