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苗床日記
官能リレー小説 - 孕ませ/妊婦

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苗床日記 29

「あっ、あっ、これは辛いなっ」
今までとは全く違う感覚に、俺は身悶えた。とはいえ、苦痛とはまた違う。下半身、特に股間がフワフワするような不思議な感じ。
「おいっ、大丈夫か?直ぐに助け来るからな!」
同僚が俺の胎内に入り込もうとする赤子ゴブリンの足を掴み、引きずり出そうと悪戦苦闘している。
だが、赤子ゴブリンは既に身体の半分程が俺の胎内に入り込み、更に奥深く入り込もうとしている。
〈くきゅるきゅるっ、くきゅるきゅるっ〉
またあの泣き声が。胎内では、マスターゴブリン?が呼応するように動き続けている。
「あ、うぐ!まて!?」
「どうした?」
俺はとっさに同僚の手を止める。
胎内に入ってきたゴブリンが出されないように俺の子宮の入り口に手をかけたのだ。
無理に手をかけられてるせいか引き裂かれる痛みを感じたのだ。
胎内スキャンで種族を見ると見るとどうやらこいつはクィーンゴブリンと呼ばれるゴブリンでメスとは違い、マスターゴブリンの子だけ孕めるゴブリンらしい。

俺はこのとき知らなかったが、マスターゴブリンの苗床の胎内でのみクィーンゴブリンに種付をすることができるのだ。
普通のゴブリンならば、研究結果は掃いて捨てるほどあるか、
 クイ−ンゴブリン
 マスターゴブリン
については、全くと言っていいほど未知の生き物だ。
クイ−ンゴブリンは、もう邪魔されないと感じ取ったのか、マスターゴブリンの眠る子宮口に手をかけ、ゆっくりと広げ始めた。しかし、痛みは全く無く、全身を快感が包み込んだ。
「大丈夫ですか?」
最初に飛び込んできたのは、研究所のマドンナの
 リリア〈20歳〉北欧のハ-フ
研究所に憧れて、研究所の前で土下座し続けて、超特例で研究者になった異色の女性だ。
「これは、クイ−ンゴブリンですか!」
リリアはキラキラと目を輝かせて、俺の股間から足だけを覗かせている赤子ゴブリンを眺めた。
「みたい。リリア、とりあえずどうしよう?」
俺はどうしていいかわからずとりあえず大股を開いた状態で止まっている。
「とりあえず中に押し込んであげればいいんじゃないですか?」
リリアはあっけらかんとしているが一度生まれでたものをもう一度入れるって...
「全部はいるか?」
「多分大丈夫ですよ。セックスしないと2体目とも出てこないと思うのでと入れちゃえばいいんじゃないんですか?
クィーンの生態ってマスターレベルで未知なので早く研究しましょう!」
他人事だとおもって...

まあ確かにリリアの言うことも一理ある。2体とも子宮に収め、誰かに俺が種付けされるしか先に進まないだろう。
俺は体から力を抜き、リラックスしてクイ−ンゴブリンが入りやすくした。
「あぁっ、凄ぉい、凄ぉい」
リリアのはしゃぎ回るのが鬱陶しい。
「リリア、静かにしろ!」
流石に同僚も頭に来たらしい。
「はぁい」
これで少しは大人しくなるだろう。
数分後
「ねぇねぇ、すごいよ!」
俺の腹部に器具を押し当て、はしゃぐ。
既にクイ−ンは完全に俺の子宮に収まり、腹部の膨らみはさっきの倍近い。
「ほらぁ、見てくださいよぉ」
と、画面を俺に向けた。
〈こ、これは……〉
狭い子宮内に、2体のゴブリンが絡みあっている。
愛を交わしていると思われる。
〈クミュッ、クミュッ〉
明らかに歓喜のゴブリンの声が俺の腹部から聞こえる。
「素敵です。誰にも見られず、密かな愛の行為。憧れます!」
リリアの感性について行けない。同僚も同じい。俺の乳首から滴り落ちる母乳を試験管に受け取っていた。
急に静かになり、周りを見回すと、あのメスゴブリンが赤子を抱えていた。

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