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苗床日記
官能リレー小説 - 孕ませ/妊婦

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苗床日記 15

俺がタダシに白羽の矢を立てたのも、コイツの実家が牧場で、馬の世話に慣れていると考えたからだ。
まあ、シヴァの前で馬って言うと、蹴り殺されるが。
今までにも、何人かが相手として選ばれたが、馬の禁句を口にしたり、シヴァの容姿を笑い、蹴り殺されたり。
コイツは、人間の言葉を理解し、また、ごく気まぐれに話す。
ただタダシの前だけは黒馬に振りしてる。
馬のくせに猫被りやがって。

タダシに変わりないかシヴァに確認を取った後、
早く出てけという感じだったから早々に出ることにした。

数日した後また新しい珍しい獲物が入った。
マーメイドだ。
しかも何個か産卵の卵を既に腹に持っているらしい。
マーメイドはオスにうみつける性質があるからどうしようかと思っていたが、
先日タダのゴブリンによって産むオスになっていた八雲が出産し1週間前に身体が空いたことを知り
早速浅い水辺仕様の中に入れる。
「むぅん、むん!」
マーメイドも人間に似てはいるが人間の言葉を話せるわけではない。
ただ産卵前のマーメイドは性欲が激しく苗床を見つけると容赦なくうみつけるらしい。
マーメイドもなかなか産卵して孕めるオスが見つけられず数が少ないため、ゴブリンの苗床になって
産めるオスになった八雲はピッタシだった。
マーメイドも、卵を産み付ける苗床が見つかり、安心したらしく、本来ならばマーメイド族にしか許されないという、ヒレ枕を許している。
ヒレ枕は、マーメイドが産卵床として認めた、愛するオスにしか許さないらしく、早くも八雲にそれを許したのを見ると、身も心も八雲を認めたということだ。

ただウカウカもしていられないらしく、既に卵自体は準備ができており早く
産卵っせないといけない本能が疼いているようだ。
「く、くるな、、、。」
目つきが変わったマーメイドに怯える八雲は逃げようとするがそこは水の中のため
マーメイドには敵わない。
すぐに捕まった。
マーメイドの人間と魚の間の窪みから触手が出てきている。
卵管のようだ。
それを使って卵を八雲に生みつけるのだ。
いくら先日、ザコゴブリンの苗床になり、出産を終えたばかりの八雲だが、今までの天国のような生活が、マーメイドが血眼で触手を八雲に向けて伸ばし、産卵をしようとするのだ。恐怖を感じて当然だろう。
「マーッマーッ」
囀るようなマーメイドの声。意味は分からないが、思わず近寄ってしまうようなメロディ。
警戒心全開の八雲でさえも、それから逃れるこては出来なかった。
(ピシュルルルッ)
笛のような音と、触手が同時に八雲を襲う。
まるで、捕まえて下さいと言わんばかりに動かないのだから、捕まえるのは容易い。

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