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ライオンの星
官能リレー小説 - 孕ませ/妊婦

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ライオンの星 23

対エルゴ同盟が結ばれ、みんなが着々と戦いの準備を進めていく中。
レオンは忙しいスケジュールの隙間を縫って、ある人物を呼び出していた。
「失礼いたします、レオン様。お呼びによりキョウコ、参りました」
「来てくれましたか。すみませんがもう少しで手が空きますからもうちょっと待っててくれますか?」
義母キョウコの来訪に、レオンは手早く残っていた仕事を片付けた。
レオンには戦の準備に加え、もう1つしなければならない仕事が残っていた。
自分に父の死と集落の壊滅を伝えに来たキョウコの処遇を決めることである。
戦闘後この星では主を失ったハーレムの女たちは、前の主人を倒した男の所有物となるが、そうでない場合主人無しの野良スレイブとなる。
その後は新しい主人を求めるものと、死んだ主人を想って新しい主人を取らないものとに分かれるが、主人を失ったスレイブの生活がどれだけ厳しいものになるかは言うまでもない。
現在主人の死によってキョウコの所有権は宙に浮いており、キョウコもあえて分類するならば、法的には主人無しの野良スレイブと言える。
レオンとしては、育ての母の1人であるキョウコの意思を尊重したいところだが、できることなら彼女に野良の道なんて選んで欲しくは無いし、彼女が他の男の奴隷に成るなど絶対に嫌だった。
そのためにレオンは1つの覚悟をもって彼女を呼びつけたのであった。
「これでよし、と。いや呼んでおいて待たせるなんてすみません、キョウコ義母さん」
「いえ、とんでもございません。レオン様は今や立派なハーレムの長。
 しかもエルゴを倒すため、忙しい身の上でございます。
 主人を失ったメスが待つのは当然のことでございましょう」

どこか自嘲気味に笑う義母の様子に、レオンは少なからず父の後を追えなかったことを引きずっていることを理解した。
だが彼女を未亡人のまま放り出すつもりはない。
ちょうど話を切り出すのにいいタイミングだと判断したレオンは単刀直入に言った。

「キョウコ義母さん。いやキョウコ。あなたは今日から俺のハーレムの一員になってもらう。
 拒否は認めない。たとえあなたが嫌がっても、無理やりにでも俺の女にする。いいな?」
レオンはそう言うとキョウコが逃げないよう彼女の折れそうな程細い手首を掴む。
今まで血の繋がりは無くとも我が子同然に育てて来たレオンの言葉にキョウコは激しく動揺する。
「な、何を馬鹿な事を言っているんですか!!」
自分の手首を掴み拘束するレオンに、キョウコは首を振って必死に抵抗する。
「私はレオン様のお父上であるライガ様の奴隷なのですよ!それにお母様の死後、ご主人様の命令で長年レオン様をお育てして来ました!私にとってレオン様は我が子も同じなのです!レオン様に抱かれるなど出来ません!!」
キョウコは瞳から涙さえ浮かべている。
その涙を見てレオンも激しく動揺した。しかし・・・
「私を抱くくらいなら、どうぞアイコの事をお願い致します・・・あの娘が無事レオン様の奴隷に成るのを見届ければ、私にこの世への未練はございません・・・ご主人様の墓前で殉死し、死後もあのお方にお仕えする所存です・・・」
(バカな!・・・否、キョウコお義母さんなら当然そうするか・・・)
深い寵愛を受けた奴隷が、主人の死に殉じるのは、この星では奴隷にとって名誉な死に方とされている。
事実レオンの父が死んだ場所には、何人もの殉死者の死体が有った。
キョウコも本来ならスグに主人に殉死する心算だっが、捕らわれた娘の身が気がかりで出来なかったのだろう。
だが、レオンは例え我儘で有ろうとも、母親同然に自分を育ててくれたキョウコを死なせたく無かった。
「黙れキョウコ!お前は今日から俺のモノだ!俺の許可無く死ぬ事は許さん!今からそれを理解させてやる!!」
レオンはこの場で無理やりにでも義母を犯し、キョウコを自分の奴隷にする事を決意すると、彼女の唇を貪り始めた。

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