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熟女クエスト
官能リレー小説 - 人妻/熟女

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熟女クエスト 2


―隣町―
「ふぅ…ようやく着いたわ」
リオとマリアが隣町に到着したのは、日もすっかり落ちた後の事だった。リオはマリアの背中でスヤスヤと寝息を立てている。
「ほら!リオ、着いたわよ。起きなさい」
マリアは背中のリオを起こそうと身体を揺すった。彼女の大きな乳房はブルンブルンと波打つように揺れ、お腹やフトモモのお肉もプルンプルンと震えた。
「スゥ…スゥ…」
だが、リオは一向に目覚める気配が無い。
「仕方無いか…初めての旅で疲れちゃったのね…」
マリアはリオを起こすのを諦め、彼を背負ったまま、かつての仲間の家へと向かった。
ちなみにこの様子を偶然見ていた通行人の男達は、全員なぜか腰を屈めて股間を押さえたまま自宅や人気の無い物影に走り去った。

「あった。ここだわ…」
マリアはリオを負ぶって一軒の家の前にやって来た。入り口の上には“アトリエ・エリーナ”と記された看板が掛けられている。マリアは扉をノックして言った。
「エリーナ!私、マリアよ」
ガチャ…
「マリアぁ〜!久しぶりねぇ〜」
扉が開いて30代半ばくらいの魅力的な美女が巨大な乳房をダブンダブンと揺らしながら姿を現した。彼女の名はエリーナ。15年前に魔王を倒した時の仲間の一人だ。歳はマリアよりも4つ上の36歳。
彼女の体付きはマリアと同じくらい…いや、マリア以上にイヤらしいムチムチ&ポッチャリ体型で、現代で言う“ボディコン”のような衣服に身を包んでいた。しかも胸元の谷間からおヘソまでが大きく開いたセクターなデザインだ。
かつては彼女の“色良し・張り良し・形良し”と三拍子揃った最高級の爆乳が作り出す胸元の深い谷間と、見事なおヘソの縦ラインを強調してクール・ビューティーなイメージを演出していたその衣装は、今では全く違うイメージを彼女に与えていた。
タプタプのお肉を付けた二の腕も、両脚の間に隙間が無いほどお肉が付いたムチムチの太モモも惜しげも無くさらけ出しているのはもちろん、十数年の時を経て今やマリアよりも二回りは大きな爆乳…いや、超乳へと成長(肥大化?)をとげた巨大な乳房は、重力に逆らえずに垂れ下がって胸部を完全に覆い隠し…つまり正面から彼女の全身を見ると脇腹部分が見えず、乳房のすぐ下にお腹があって腰が広がっているように見えるのだ。
そのお腹…かつてはおヘソを中心に縦にラインの入っていたお腹は、今では良くアブラの乗ったヤワらかそうなお肉をタップリとたくわえたダブダブの三段腹と化しており、横に深いラインが入っている。
しかもその胸とお腹をわざわざ見せ付けるようなデザインの服を着ているのだから、これはもう誘っているとしか思えないような格好だ。実際、夜に町を歩いていて街娼と間違えられて声をかけられた事は数知れない。昼間に彼女の姿を見た男達は皆股間を押さえてうずくまり、母親達は「見ちゃいけません」と言って子供の目を覆い隠した。だがこのエリーナもマリア同様、自分の格好が周囲に及ぼす影響に関してはほぼ無頓着なのであった。

エリーナはマリアの背中で寝息を立てているリオを見て言った。
「リオくん、大きくなったわね」
「まだまだ子供よ」
「うふふ…頼りにしてるわよ、私達の勇者様♪」
リオのほっぺたを指でプニプニと押すエリーナ。
「う〜ん…むにゃむにゃ…あれ?ここどこ?」
リオは目を覚ました。
「あら、起きちゃったかしら。ごめんねリオくん」
「ふぇ…お姉さん、誰?」
「私はエリーナ、魔法使いよ。昔、リオくんのパパとママと一緒に旅をして魔王を倒した仲間の一人…そして今はリオくんの仲間よ♪」
「ほら、リオ。エリーナお姉さんにご挨拶なさい」
マリアはリオを下ろす。
「うん、ママ……えっと…僕、勇者のリオって言います。よろしくね、お姉さん」
リオはまだ眠たげな目でエリーナにペコリと頭を下げた。
「リオくんカワイイ〜♪食べちゃいたいわぁ〜」
その仕草の愛らしさにエリーナは全身のお肉をプルプルと震わせながら身悶えた。
「えぇ!?食べる…!?」
「ちょっとエリーナ!リオの前でバカな事言わないでよ。怯えちゃったじゃない」
「ごめ〜んリオくん、冗談よ冗談♪」
だが「食べちゃいたい」という気持ち…あながち嘘でもなかったりするのであった。

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