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熟女クエスト
官能リレー小説 - 人妻/熟女

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熟女クエスト 1

ここは人間や魔物が共存している世界『アザー・ワールド』。
闇の力で世界を支配せんとする魔王を倒すべく、一人の勇者が立ち上がった。

ーお城ー
「「国王陛下、勇者リオ、女戦士マリア、参りました」」
玉座に腰掛けた国王の前にひざまづいて挨拶したのは、まだ10歳前後の可愛らしい少年と妙齢の美女だった。
少年の名はリオ。まだ9歳で少女のような優しい顔立ちをしている。この世界で唯一魔王を倒す事が出来る勇者の血を引く者である。彼の父親も勇者であり、今から15年前に魔王を倒して世界を救った英雄だ。だが彼は5年前、モンスターから村人達を守るために戦って死んでしまった。
勇者リオの隣に寄り添う美しき女戦士の名はマリア。32歳になるリオの母親だ。そして15年前、先代の勇者が魔王を倒した時の仲間の一人でもある。魔王を倒した後、勇者と結婚してリオを授かったのだ。今回の魔王討伐にも息子の旅の仲間(というより保護者?)として参加する事になったのであった。
「う…うむ、二人とも良く来てくれたのう。リオ、本来であればお前のような年端も行かぬ子供には辛い任務かも知れぬが、魔王が現れたとあっては頼みはお前だけなのじゃ…」
国王はなぜか玉座の上で前のめりになりながらリオに言った。
原因はマリアだ。彼女は15年前の旅の時に身に付けていた、ほとんど裸のようなビキニ鎧を今回も着ていた。
だが15年前…17歳の時と32歳の今とではマリアの体型は全く変わっていた。特にリオを産んでから大きく変わってしまった。
かつては片手に少し余る大きさで張りも形も良かった自慢の胸は、今や彼女自身の頭よりも大きく成長しており、胸元から重たそうに垂れ下がっている。それを明らかにサイズの小さいビキニ鎧の胸当てにムリヤリ収めているのだから、たまらなくイヤらしい眺めだ。
15年前には引き締まっていてスレンダーだったボディーには、ぜい肉がたっぷりと付き、特にお腹などはタプンタプンの二段腹だ。二の腕も太ももも同じくタプタプで、もともと腰幅が広く安産型だったお尻は、さらに大きくなっていた。
そんなエロすぎるムチムチ熟女ボディーを覆うのは、かろうじて乳首と股間を隠せるぐらいの小さな三角形の鉄片を紐で繋いだだけのビキニ鎧のみ…。これを目の前にして勃起しない男はいない。
「た…頼んだぞ……世界を救えるのはお前達だけ…」
「「はい!」」
二人は踵を返して王城を後にした。ちなみにマリアのビキニ鎧は後ろから見ると紐のみで、ほぼ全裸だった。彼女は丸い大きなお尻をプリンプリンと振りながら去って行った。二人が去ると国王は股間を押さえて便所に直行した。

―城下町―
「ママ、何だかみんながこっちを見てるような気がするんだけど…」
「そうかしら?気のせいじゃない?リオ」
マリアには自分の格好が人々に…特に男達にどんな影響を及ぼすのかの自覚がまるで無かった。
「ところでこれからどうするの?」
「そうね…魔王を倒すためには勇者にしか使えない伝説の聖剣が必要なの。聖剣は迷いの森にあるわ。ちなみに迷いの森は今、モンスターの巣と化しているから、うかつには入れないわ…」
「え〜?15年前にもパパが使ったんだから、ずっと持ってれば良かったじゃ〜ん。何で返しちゃったの〜?」
「そういう物なの!とりあえず仲間を集めましょう。15年前、一緒に戦った仲間の一人が隣町に住んでるわ」
「あ〜あ…じゃあとりあえず最初の目的地は隣町だね」

―街道―
「ママぁ〜、疲れたよぉ〜。隣町まであとどれぐらいあるのぉ〜?」
「頑張ってリオ!もうちょっとよ。今日中には着くから」
「もう歩けないよぉ〜」
「はぁ…困った子ねえ…」
だが、徒歩で丸一日かかる距離を9歳児に歩けと言う方が無理な話なのかも知れない。マリアは思った。
(これから体力作りや剣術の練習を始めようと思ってた所だったのに…まさかこんなに早く新たな魔王が現れるなんて思わなかったわ…)

―魔王城―
「魔王様!一大事にございます」
「何事じゃ、メフィスティア?騒々しい」
ここは玉座の間。頭に角、お尻に尻尾、背中にコウモリの翼を生やした美しい女悪魔が血相を変えて駆け込んで来て、玉座に向かって片膝を付いて頭を垂れた。
玉座の上に腰掛けているのは、まだ幼い美少女だった。やはり角と翼と尻尾を持っている。彼女が当代の魔王・ルシファー(10才)。先の魔王と正妻との間に生まれた唯一の子で、父亡き後、数多くの異母兄姉達を差し置いて王位を継承した少女である。
「勇者です!たった今、勇者が魔王様を倒すべく王都を旅立ったとの情報が入りました」
「何、勇者とな?…確か先代の勇者は少し前に死んで、今はその息子が勇者の称号を継いでおると聞いたが…?」
ルシファーは子供とは思えぬ落ち着いた態度でメフィスティアと呼ばれた臣下に尋ねた。
「はい、現在の勇者はまだ9歳の子供だそうです」
「9歳…何という事…くふふふふ…これはおかしい…あーっはっはっはっは!」
「な…何がおかしいのですか?幼くとも勇者の血を受け継ぐ者…侮ってはなりません」
「侮ってなどおらん。…おらんが、9歳の勇者に10歳の魔王…こんな茶番があるか?これが笑わずにおれるか」
「自虐的ですね…」
そこへ、新たな人物が玉座の間に姿を現し、ルシファーに頭を下げながら言った。
「魔王様。勇者めの討伐、この私にお任せいただけませんか?」
それは正に男の理想を具現化したような絶世の美女だった。隣に並ぶとルシファーとメフィスティアの美しさも霞んでしまう。ルシファーは命じた。
「淫魔将軍リリスか…良いだろう。勇者の精を残らず搾り取ってやるが良い!」
「御意に!魔王様」

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