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処女のままで…
官能リレー小説 - アブノーマル

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処女のままで… 4

私が12歳になって初夏のころ、おしっこを飲んだあとおじいちゃんは言った。
「明日朝から、もう来なくていいからな。」
正直、だいぶ恥ずかしくなってきていたので助かった。数日後私はなんとなく理由がわかった。
初潮がきたんだ。おんなの身体になったんだ。
私はおじいちんは、おしっこで私の身体の微妙な変化に気づいて「もう来なくていい」と言ったんだ、

ある日友達からかりたエッチな本のなかに、こんな文章を見つけた。

まじりけのない処女の尿を飲めば、若返りの効果が得られると言い伝えられていた。

なんだ。私のおしっこのそんな効能を、おじいちゃんは期待してたんだ。
そして初潮をひかえた私のおしっこに「まじりけ」を感じたから、飲むのをやめたんだ。
私は19歳。ハッキリと言える。今も処女。当然出てくるのは、処女のおしっこ。
だけど、おじいちゃんに言わせればたぶん、私からは濁ったおしっこが出てるのかも。

街ですれ違う幼い女の子がうらやましい。私にもききめあるのかな?あの子たちが放つ、おしっこという名の「若返りの妙薬」。
 ●──────●

夜の宮殿。まばゆい明かりの大広間に、華やかな装いに身をつつむ人々が勢揃いした。いずれの顔も、国の内外に名を知られた金満家、著名人である。
料理がそろえられ、人々が席についた長いテーブルには、中央に幅の広い「花道」が設けられていた。つやのない、黒い塗装をほどこされたその「花道」を歩く処女たちが、広間の奥のカーテンのむこうに控えていた。

主催者の短いあいさつと乾杯が終わると、一人の金満家がボーイを呼んだ。
「ソースを…ベリーで。」
ボーイが合図すると、カーテンのすきまからドレスをまとった処女が現れた。処女はテーブルわきの階段をのぼると花道を堂々と歩き、金満家の前で頭を下げると後ろを向いてドレスをめくりあげた。
ドレスの下から飛び出す、処女の丸々とした尻。周囲の視線を受けながら処女は、金満家の前に置かれたステーキの皿の上をまたぐと、その尻の穴から
ブリブリブリッ…と物体をひねり出した。物体はみるみるうちにステーキをおおった。
それは半透明の紫色をした粘液状の物体だった。処女が身なりを正して一礼し、花道を歩いていくと金満家はステーキにナイフをいれ、ひときれを口に運んだ。
金満家は一言つぶやいた。「すばらしいソースだ…。」

そこに控える処女たちは、ひと月以上同じ果実を食べて、体内をその果実で整えていたのだ。処女の体内で果実のエキスが熟成し、かぐわしく美味なるソースとなって、体外に放出される。処女たちは隔離された施設の中で厳しい食生活を経て、この宮殿で新鮮なソースをひねり出す役目を受けるのだ。

それをきっかけに、次々とオーダーが入る。
「バナナを頼む。」
「キウイを…お願いしますわ。」
「グレープはあるかな?」
花道をあとからあとから処女たちが行き来する。皿をまたいだ尻は
ブリッ…ブリブリッ!
プゥ〜 ブブッ!
ブブブ…ボチャッ…
さまざまな響きを奏でてソースを垂らしていく。

その中にあって、ひとり勲章を首に下げた貴婦人がボーイを呼んだ。
「『特例』をお願いできるでしょうか…」
周囲はそのオーダーを聞いてざわめいた。「特例」はそれ相応の地位がないと頼めないものなのだ。生まれてから一度も他の食べ物を体内に入れず、ソースを作るための身体にされた処女なのだ。

二人の「特例」の処女が花道を進みはじめた。処女というより幼女だ。しかも一人は抱っこされている。二人の歩みに合わせて、貴婦人の周りに人が集まってきた。
二人は貴婦人の前でぎこちない一礼をすると、皿の上に背中合わせで尻を出し「せーの」と声をかけて下腹に力を入れた。
ブリッ!ブブピッ…ブゥ〜
ブチュッ…ブチュッ…ブチュブチュ…
二人のお尻が可憐な和音を響かせた。周囲からそのソースに感嘆の声が上がった。
「小さい子は…チョコレートですな。」
「大きい子は…カシューナッツでしょうか?」
二人の垂らしたソースは、貴婦人の皿の上で美しいうずまき模様を描いた。
二人の処女が花道を去って、宴の席はいっそうにぎわい始めた。
一方、役目をおえた処女たちは宮殿の長い廊下を抜けて、一足早く帰路についていた。
「ねえねえ、私がソースかけたの歌手の○○だったわよ。」
「へえ…そんなひとも招待されてたんだ…」
……
「私がソースをかけた奥様は、『可愛いお尻ね。』って穴をなめてくださったのよ。」
「気持ち良かった?」
「最高よ…!」
「いいなぁ〜。私は今日オーダーがかからなかったわ。」
「じゃあ、あとでトーストにかけてくれる?」

あの二人の「特例」の処女は、それぞれ他の処女の胸に抱かれて眠っていた。
処女たちのざわめきが、夜の闇のむこうに消えていった。

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