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ある爛れた学園の人々
官能リレー小説 - アブノーマル

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ある爛れた学園の人々 8

手にはミトンが填められ手首にはしっかりとベルトが巻かれハートの形をした錠前により外れない。貞操帯も兼ねているオムツにより彼は排泄行為すら奪われているのだ。
「さていい子だ」
光太郎の一物を弄りつつも医師はある道具をだす。細かい球体がびっしりリング状になっている金属製の器具を光太郎の亀頭の周辺に装着、更に同じ形状をしたもう一回り小さな器具は萎んだ皮を巾着の様にする……更に排尿の自由を奪うカテーテルも射し込まれた。

「さあこれを履いて」
マダム柳は特製トレパンを履かせベルトと南京錠をセットした。
「明日の放課後まではこのままよ」
光太郎はキョトンとしそのまま学生寮に戻った。


翌朝は何とも言えない感覚で目覚めた、お漏らしである。着替えようとしてもどうしょうもなくそのまま登校したのである。糞尿塗れを隠しつつの授業なぞ苦痛に近い……放課後になって漸く開放されたのだ。下級生の菖蒲の手を借りて、しかも撮影されているのだ。
「今日は少しだけ"お兄ちゃん"になれるよ」
風呂場から戻るとマダム柳が待っていた。
用意されたのは如何にも小学生が着る様な私服、下着は幼さを演出させるブリーフ……最後にまた背負う事になったランドセルを手に取る。
「光太郎君、貴方はこれから“処女”と引き換えに両親の会社を再建してくれる中心的な方に愛人として接してもらう事になるわ」
「……」
「その方は光太郎君がノーマルと言うのは承知している、彼も妻の為に尽くしたけど捨てられてね……だから性癖が歪んでしまったのよ」
両親の会社は社歴も規模が大きく顧客や資産を狙っているライバル企業も居る事は光太郎も知っており、マダム柳としては彼らの協力が無ければ合併が起こると見ている……社員も取引先も損をする事態になる、幸いにも中心的な立場である彼の性癖や好みを知り、話を持ち掛け後は光太郎次第となった訳だ。
「蓋をしておきましょうね」
尿道カテーテルの先端に専用の蓋を装着した、男の子の記号を模した飾りがぶら下がっている。


数時間後、学園内にある記念館に光太郎は居た。なんでも戦前に女学園として創立された際には校舎として使用されており戦後は共学化し現校舎が使われるようになると記念館として整備され、同時にここは売春宿としての役割が与えられた。
「マダム柳、気に入ったよ」
紳士の様な面構えだが眼は光太郎を舐める様な視線だ。
「Mr.ジョーンズ、彼はノーマルです」
「先刻承知している、私はそんな子を啼かせるのがよいのさ」

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