PiPi's World 投稿小説

ある爛れた学園の人々
官能リレー小説 - アブノーマル

の最初へ
 -1
 1
の最後へ

ある爛れた学園の人々 1

(注)このリレー小説には、学園物をベースに、ロリ、ショタ、近親相姦等が含まれています。

ここは、とある小・中・高一貫の学園。6・3・3で12学年1350人の生徒たちが上品な制服で登校している。
ついこの間まで園児だったあどけない幼年幼女がいれば、後一年もすれば大学や社会に飛び立つ男女もいる。
しかし、この学園と縁もゆかりも無い者には、彼ら彼女らの数奇な学園生活など知る由はない。


この学園では、下級生は上級生の、生徒は教職員・PTAの性欲処理をしなければならない。
中・高等部生徒はもちろん、初等部生徒でさえ、色欲に飢えた年長者の餌食となる。支給される避妊薬のおかげで妊娠することは稀だが、飲精や中出しは日常茶飯事なのだ。
しかし、中等部新一年生120人のうち30人と、高等部新一年生150人のうち30人、合わせて60人の外部受験組は、このことを知らない。
彼ら彼女らは通学環境や大学合格率など一般向けの情報、そして親の薦めで、この学園を受験したからだ。


〜〜〜〜〜

泉光太郎(いずみ こうたろう)は、新品の制服に身を包み、これからの中学生活にワクワクしていた。
 今日は入学式の次の日、新しいクラスでの初めてのホームルームが終わったばかりだ。
 これから初等部により、外部出身の中等部新入生を歓迎する催しがあるというので、光太郎たち男子15人は少し大きめの多目的教室に移動していた。
 そこは絨毯が敷いてある部屋で、上履きを脱いで上がり、出席番号順に一列に並んで床に座った。
 女子15人が別の部屋に集められているのが少々気になったが、これも恐らく何かの理由があるのだろう。
 そう思っていると、目の前の壇上に一人の女生徒が立った。自分達よりも簡素なデザインの制服から、初等部生徒と分かる。

「中等部新入生のみなさん。私はこの学園の初等部生徒会・副会長です。中等部からこの学園に入った皆さんには、あることをやってもらいます。それにはパートナーが必要で、その役割を初等部六年生が担当させていただきます。さ、入って……」

 初等部副会長が促すと、ぞろぞろと初等部女生徒が入って来て、光太郎たちの隣に並んだ。

(なんだ?なにが始まるんだ……)


「みなさん、この学園は12学年からなる生徒の上に、教職員、PTAの方々がいます。私たち生徒が雄大かつ華麗な学園で過ごせるのも、その方々の仕事やお金によるものです」

 予想外の事を喋っている副会長に、光太郎は呆気に取られた。

「そこで、私たち生徒が教職員やPTAの方々に奉仕する事が伝統となっているのです。具体的には……セックスの相手をすることです!!」

 その言葉と同時に一年生に動揺が走った。

「ですが、悪いことだけではありません」

 副会長の言葉で、一年生の動揺が静まった。

「私たち生徒にも、下級生にセックスの相手をさせる権利があるからです!!」

 またも一年生に動揺が走った。

「この学園に、今年から中等部一年生として通う皆さんには、上級生五学年と、教職員・PTAの方々の相手をしてもらいます。……彼女でもない人とセックスをさせられる。それはとても辛いことです」

 一呼吸おく副会長。

「その辛さを私たち下級生とのセックスで癒してください。初等部六学年の身体にぶつけてください。私たちも精一杯ご奉仕します!!」



パチパチパチパチ

 盛大な拍手を鳴らす初等部女子。
 一方、中等部男子は呆気にとられるばかりだった。思わず隣にいる下級生を見て、慌てて顔をそらしている生徒もいる。
 光太郎は、とんでもない伝統のある学校に入学したものだと思いつつ、興奮が高まっているのも感じていた。
 何しろセックスができるのだ。
 まだボンヤリとしか内容の分からないセックスを、中学生の自分ができるというのである。

(でも相手がな……)

 隣の下級生とする。つまり年下と初めてのセックスをする事になるのだ。
 意中の人こそいないが、初めてのセックスの相手は年上がよかったと思っている。

「では初等部六年生の皆さん、中等部新入生を導いて下さい。学年はともかく、セックスでは後輩なんですから、優しく接するのを忘れない様に。では、どうぞ……」

 副会長が促すと列が乱れ、下級生に手を引っ張られてそれぞれ部屋の隅に散っていく。

「さ、私たちも行きましょう」

 光太郎も、下級生に引っ張られていく。


SNSでこの小説を紹介

アブノーマルの他のリレー小説

こちらから小説を探す