変わりゆくキミと 38
「僕も興奮した…フミちゃんが熱心に他の男達のモノをフェラするをみて痛いほど勃起したし、男達に突かれて喘ぐ姿は気が狂うほど興奮した。四つん這いでフェラをしながら後ろから犯されるフミちゃんもたまらなかった…」
昨晩の事が鮮明にフラッシュバックし再び股間が熱くなっていく。
「それもだけど、ケイちゃん。アスカさんはどうだったの?」
饒舌に語る僕を遮り文乃が聞いてきた。
「応えないとダメ?」
まだ自分でも整理ができていない、事故か何かと思って無視しようかと思っていたけど、文乃はそれをよしとはしてくれないみたいだ。文乃の目力に気圧され僕は口を開く。
「正直まだ混乱してるって言うのが正直な感想だよ。僕よりも僕の事がわかっているみたいで酷い事に見えるような事ばかりだけど本気でイヤな事はされなかったし、どれも興奮したし…気持ち良かった…」
「そうなんだ…」
僕の言葉を聞いた文乃は満足げな表情を見せる。
「男なのに乳首やオシリで感じるのっておかしいよね…今は自分がそんな変態だとしたらフミちゃんに嫌われるんじゃないかって怖くて…でも、アスカさんにされてた時はそんな事すら思い付かないほど快感に支配されちゃってたんだ…」
快感に飲まれ文乃に嫌われるのが怖くて仕方ない。だけど、知ってしまった快感を身体がまた求めているのも自覚している。
「そんなに気持ち良かったんだ…私はケイちゃんが気持ち良かったんだったらそれが一番だと思うよ。オシリや乳首が感じるんだったら私もそれでケイちゃんを気持ち良くしてあげたいな」
文乃はそう言って指をクイクイと動かしてみせる。
「そう言ってもらえると気が楽かも、そういえばAVに誘われてたけど本当に出るの?」
「想像して興奮しちゃった?アレはその場のノリだよ。向こうは本気なのかもしれないけれど、私はAVや風俗で働く気は無いよ。だって仕事にしたら悪い事じゃ無くなっちゃうじゃない」
僕は文乃の言葉に安心する。
「私はケイちゃんの奥さんなの、それなのに他の男とセックスするのが大好きな変態女なのだからね…ケイちゃんがオシリや乳首で感じちゃう変態でも、奥さんが他の男とセックスしてるのみて興奮しちゃう変態でもそれがお似合いなんだと思うわ」
「そうだね。僕はフミちゃんが他の男とセックスしてるのをみて興奮する変態だし、オシリや乳首で感じちゃう変態なんだ。他の男とセックスするのが大好きなフミちゃんが最高のパートナーなんだね」
乱交パーティーを経て僕はやっと自分がわかったような気がした。成人式以降、なんとなく認めたくなかった、直視したくなかった自分の癖を受け入れる事ができた。
三日後
今日は拓実のお見舞いに行くと聞かされた。順調に回復していて退院も決まったので今日が最後のお見舞いになるらしく文乃も「病院でエッチできるの最後かと思うと残念」なんて言っていた。
そんな事を言われては僕も興奮してしまいなかなか仕事に身が入らない。
そして仕事が終わるタイミングでグループチャットに文乃から動画があげられた。
「スゴく興奮しちゃった」
動画の前に付けられたコメントをみて相当な動画なのだと思うといてもたっていられない、とても家まで我慢できないと思った僕は駅前の商業施設のトイレに駆け込んだ。
一応、人気のないフロアを選んだので誰もおらずここなら大丈夫だと思い個室に入るとズボンを下ろす。
昨日も2回もしたし、今朝も口でヌいてもらったのにバキバキに勃起した肉棒がパンツのゴムに引っ掛かりブルンと勢い良く飛び出す。
イヤホンの接続を確認すると早速動画を見始める。
相変わらず拓実の部屋は中学生と二人しかいないらしい。
カーテンで隔離された空間には文乃と拓実とその中学生の翔平くんだけだ。