一度の過ちから・・・ 37
陰部を結合したまま舌を絡ませ気持ちを確かめ合う。
彼女の股間に密着した腰が、両側から温かい太腿に挟み込まれる。
結合がわずかに深くなる。
亀頭の圧迫が強まり、肉棒には更に血が集まってきた。
彼女の膣壁がぴくりと押し返してくる。
やる夫はそれに合わせて彼女の舌をちゅうと強く吸った。
「あうふう」
舌を吸われながらも吐息が漏れる。
密着させた股間から溢れ出る愛液がたま袋までにちゃにちゃと濡らしている。
彼女の首筋には汗が滲みだしている。
彼女は声が漏れ出そうなのを必死で我慢している。
彼女の目が、逝っちゃダメ、動いちゃダメと訴えかけている。
微かに腰をそらし快楽スポットを外そうとしている姿が意地らしい。
彼女が反らす僅かな腰のたわみのせいで、膣壁に密着した肉棒も微かにメリメリと擦れる。
君の方こそじっとしていてくれなくちゃ。
キスを交わしながら性器を通して無言の会話を楽しんでいる。
そうだ僕はこういうセックスがしたかったんだ。
婚前に中出しに耐えながら生でしたあの頃みたいに。
意識の中に妻が呼び戻され、精子に汚れ犯される寧々の姿が蘇った。
反射的に肉棒がビクリと波打つ。
辛うじて射精を堪えたやる夫の背中には、彼女の脚が巻き付いている。
波打つちんぽと同じ力で膣壁がきつく締め付け返した。
「あ、だめだ」
ビクビク。解き放たれた精子が勢いよく子宮めがけて飛び出すと、
やる夫にはもう止めるすべはなかった。
「あら〜、やる夫くん出しちゃったの?」
「ご、ごめん」
「そんなに気持ち良かったの?」
「うん」
「動いてなかったのに?」
「うん」
「虐めてなかったのにね。あれで虐めてたらどうなってたかしら」
「今度はもっと耐えるから虐めて欲しい。」
「うん、いいけど暫くこのまま繋がっていて。」
「う、うん。」
「抜いたらしばらくおまんこお預けにしちゃうからね。」
「うん。」
「明日は社長へ報告にいってくるからお留守番よろしくね。」
「明日は僕が報告にいくはずだったんじゃぁ〜。」
「わたしが行った方いいんじゃなくて?」
「それは…。」
「帰ってきたらまたおまんこしてあげるね。」
「いつ帰ってくるんですか?」
「わからないわ。」
「そう、ですよね。」
「心配してる?」
「うん」
「何を心配してるの?」
「何って…ほら…」
「わたしやる夫くんの口からちゃんと聞きたいの」
「う〜ん、だからめぐみさん、社長とするんですか?」
「するって何を?」
「めぐみさん社長とセックスするんですか?」
「ご主人様がしたければ、わたしは逆らわないわよ。」
やる夫のちんぽは、ご主人様という言葉に反応しピクリと動いた。
「めぐみさん僕の彼女なのに、抱かれちゃうんですか?」
「やる夫くんは彼氏だけど、わたしのご主人様は社長よ。」
「そうでしたね。」
「やる夫くんだってわたしの彼氏なのに奥さんいるじゃない?」
「でも僕は妻とセックスはしません。」
「本当かしら?離婚しないのはどうしてかしらね?」
「それは、あっ」
やる夫のちんぽがまたガチガチに硬くなった。
「それはなあに?わたし当てちゃおうかしら。」
「あっああっ。」
「やる夫くん、わたしも奥さんも寝取られるの想像して興奮しちゃってるでしょう、うふふ。」
「…」
「おちんちんぴくんぴくんしてるわね。んふふ。」
「あっ、あした社長とやるんですか?」
「やって欲しいの?わたしのおまんこ誰かに使われたい?」
「あっ、そんなこと言わないで。」
「嘘っ。ちんちん喜んでるのに?」
「あああっめぐみさんごめんなさい。」
「やる夫くん、明日わたしにどうして欲しいか言えるわね?」
「あっああはい。社長のちんぽ、めぐみさんのおまんこに嵌めて貰って下さい。」
「それから?」
「社長の精子、おまんこに一杯入れたまま帰ってきてください。」
「明日は帰ってこれないかもしれないけど?」
「明後日でも、明々後日でも、帰ってきてくれるまで待ちます。」
「帰って来るまでオナニーしないで待てる?」
「そ、それは…。」
「うふふ。無理だと思うけれど、奥さんとセックスするのだけ許してあげようか?」
「はあぁっそんな…。」
やる夫のちんぽからは、精子がジワジワとにじみ出て、会話の間もおまんこの中でピクピクと弾けていた。
「射精我慢できなかったバツですよ。」