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一度の過ちから・・・
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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一度の過ちから・・・ 36

彼女はこちらに背を向けたままだ。

黙ってイヤホンを外してみれば確かめられる。

そんな誘惑にもやる夫は耐えていた。

(我慢!我慢だ。めぐみさんがいいというまで…)

やる夫は、彼女がいいということがないことを知っている。

それでも耐えている自分に酔いしれていた。

亀先から溢れた汁も、乾いてかぴかぴになっている。

無理にしごくと少し痛いくらいだ。

カリ首を避け、根元を握り力を込める。

気のせいかイヤホンの音が大きくなった。

微かに聞こえていた喘ぎ声は、かき消されて聞こえなくなった。

彼女がわざわざボリュームを上げたとすればそれは…。

喘ぎが大きくなって心配になったからじゃないだろうか?

ふと見ると椅子のひじ掛けから両側に膝が飛びているのが後ろからでも分かった。

彼女は向こうを向いているが椅子の上でМ字に脚を開いているのだ。

(ああ〜、正面から見てみたい!)

しごく手が自然と早くなった。

彼女もあそこを弄って悶えていることは、仰け反った背中のラインから読み取れる。

「ああっめぐみさん、ぼく気持ちいいです。ああっでも耐えますね。」

大きなイヤホンの音にかき消され自分の声は聞こえなくても

気持を彼女に伝えることだけはできた。

すると彼女の行為はエスカレートし、脚を伸ばし

近くの棚に乗せたものだから、V字開脚になった。

「社長にそんなことさせられているんですね?ああっぼく嫉妬してしまう。」

彼女の腕は、今も小刻みに震えている。

一瞬彼女が体勢を崩した拍子にスマホが床に落ちた。

「あっあっああーん、いやああっああっ。」

偶然一時停止になったせいで、スマホの音がやんだ。

やる夫の耳に彼女の生の喘ぎ声が流れ込んでくる。

「うぐっああ。耐えますもっと耐えます。」

やる夫は、精一杯耐えた。

彼女の足先は指に力が入って曲がっていた。

ぴちゃぴちゃとクリを執拗にこねくり回している音が聞こえる。

どうやらおまんこに入れずに弄っているようだ。

やる夫のちんぽは爆発寸前になっている。

しごきのペースを落としても限界が近い。

仕方なく声を掛けた。

「めぐみさん、スマホ拾って下さい。」

彼女は突然オナニーをやめた。

素早くスマホを拾い上げると全てを悟ったようだった。

着衣を直すと彼女は恥ずかしそうに黙って部屋を出た。

「待って。」

やす夫はすぐにあとを追った。

リビングで彼女を後ろから抱きしめた。

「無理をさせてすまなかった。」

やる夫は彼女をソファーに座らせると優しくキスをした。

最愛の人を扱うように大切に扱った。

「君のことを何もかも知ったうえで愛したい。

 だから少しずつでいいから曝け出して欲しい。

 ぼくがどんなに変態かも見て欲しい。」

そう告げて、ゆっくり挿入した。

「うああっああっ。」

やる夫の口から突いてでた言葉は愛の言葉だった。

それなのに自分の気持ちが愛情なのか性欲なのかわからなかった。

それを受け入れる彼女も半信半疑だった。

熱くなったお互いの体は思考を妨げる。

ずっぽぽお〜。

奥まで入ると二人の息は上がり最高潮に達した。

「やる夫さん。我慢できますか?」

「うん。」

少しでも動けばいってしまうのをお互い感じ取っている。

二人共身じろぎもせずジッとしたまま結合部の感触に集中していた。

向かい合ったまま、じっと目を見つめると彼女は目を閉じた。

上体を曲げ顔を近づけると、彼女の体臭がふわりと鼻腔をくすぐった。

ほんのり甘い匂いがする。

更に近づくとこちらの唇に息がゆるやかに吹きかかる。

発酵したようなまろやかな匂いがした。

社長や何人もの男たちのものを咥えた口からする匂いは彼女のものなのか?

匂いの元は男たちのものともいえるだろう。

そう思うとやる夫は口惜しい思いが込み上げる。

同時に股間に沸々と熱いものが込み上げてくる。

やる夫はそのまま唇を重ねる。

軽く舌を割り込ませると、彼女はすんなり受け入れた。

ちろちろと舌先でつつきあい、お互いの唇を潤していく。

すぐに唾液で満たされぴちゃぴちゃとお互いのそれが交換され混じり合った。

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