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一度の過ちから・・・
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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一度の過ちから・・・ 35

「やる夫さん、どうかしました?」 (ファサッ、ファサファサ)

体の動きは止められても、動揺で乾く目を反射的に濡らすまだたきを止めることはできなかった。

やる夫は、彼女の反応に込み上げてくるものを抑えきれなくなった。

「うっ」

やる夫には、彼女の瞬きがおまんこに深く挿入したときの痙攣を思い起こさせていた。

(はあはあはあ、んっ。はあはあはあはあ)

めぐみには、やる夫の息苦しさが一層強まったのかのようにも聞こえていた。

肉棒を握り締めた手の動きがやんでいたし、

ツレない返事がマゾの琴線に触れたように思っていた。

「なっ、なんでもありません。」

やる夫は、彼女に何を要求するでもなく、返事をした。

程なくめぐみは、腕が動き出す気配を感じた。

セックス自体は好きではないつもりのめぐみの体は

自意識とは裏腹に一日たりとも性欲を満たさずに済まない体になっていた。

そしてやる夫の動きは気配だけから音に変わっていった。

(ぴちっ、ぴちっ)

粘性のある液状の何かがこねられるような音だった。

やる夫の尿道からはもう透明な汁がたっぷりと溢れ出していた。

「ああっめぐみさん。」(はあはあはあはあ)

やる夫がすぐ横で追い込まれ悶えている。

めぐみは、スマホを操作しながら立ち上がり振り向いた。

「ぼくこんなオナニーできて嬉しいです。」

彼女は答えることなく、近づいてきたかと思うと、

ワイヤレスイヤホンをやる夫の両耳に捻じ込んだ。

そこからはAVらしき音が流れている。

「めぐみさん?え?これどういうことですか?」

彼女は答えずに椅子へ戻っていく。

彼女が椅子の向きを変えたせいで、やる夫から見えるのは彼女の背中だけになった。

ねとねとした手でシゴキ続けたが、自分の粘液の音はAVにかき消され力加減が難しくなっていた。

よく聞くと声の主はめぐみさんのようだ。

「あっあっはあん」

品のある小さな息漏れとともに声にならない声からオナニーしている感じだ。

彼女のスマホには、本社社長とのセックス動画が流れていた。

「はんあん、いっいっいや」

やる夫は、これはオナニーなんかじゃない。誰か相手がいると思った。

この女性が本当にめぐみさんなら、相手は社長に違いない。

彼女がぼくの希望を叶えてくれたのだと思うと自然とシゴキは激しくなった。

「めぐみさん、あああいくいくいっく」

イヤホンの音が止んだ。

「もうやめたいですか?」

「いいえ。めぐみさん続けてください。」

「やめたくなったらいってください。」

彼女は、振り向きもせず言い放った。

再びイヤホンから音が流れてきた。

やる夫もシゴキを再開する.

イヤホンから流れる音は、くちゅくちゅとした繰り返し音と

あはっあはあっという単調な息づかいだった。

やる夫はそのリズムに合わせて扱いている。

「ああっめぐみさんすご〜い堪らないです。」

彼女は相変わらず背を向けている。

容赦のない態度がやる夫の胃をきゅるきゅると締め付け不安で悲しい思いにさせる。

「ああ〜、どうして見てくれないんですか?」

胸が張り裂けそうになるほど怒張も張り詰め喜びが増している。

いつの間にかイヤホンとは別の喘ぎ声が聞こえる気がした。

彼女の後姿が小刻みに揺れている。

椅子の背もたれで見えないが彼女はオナニーしているのではないだろうか?

確証がなくてもやる夫を刺激するのには十分だった。

「あん…ああっ…あ〜っ」

イヤホンから流れる喘ぎ声とは別の声が確かに聞こえている。

「ああ〜めぐみさんでちゃいます」

「やめた方がよいかしら?」

彼女は無機質な口調で問いかけてきた。

その間すらこちらを向くことはなかった。

「もう少し我慢します。」

「もう少し?その程度でいいのですか?ではもうやめましょう。」

「めぐみさん待って!我慢しますめぐみさんがいいというまで。」

やる夫は、彼女の言葉を遮るように答えていた。

「あんんっ。はうっ。ああっ〜。」

イヤホンの音が再び流れ出した。

やる夫はイヤホンから流れる彼女の声を無視し、その向こうから届く微かな声に集中した。

「あん…あん…んはっ…ああっ…」

イヤホンの音でかき消され、聞こえてないと安心してるのだろうか?

やる夫は考えを巡らせていた。

イヤホン越しにでも漏れ聞こえるということは、

めぐみさんは思いっきり喘いでいるのではないだろうか?

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