一度の過ちから・・・ 24
なんだマスクの女の匂いか。やる夫は、ほっとした。
まあいいや、マスクの女の残り香がしころう。
そう思って服を脱ぎ捨てパンツ1枚になった。
ベットに腰を降ろし、ごろんと寝転ぼうとしたとき、
ベット脇に黒革のマスクが堕ちているのが目に飛び込んできた。
忘れて帰ったのかな?
やる夫は拾い上げ、革の匂いに交じったマスクの女の化粧の匂いを嗅いだ。
昨日のセックスが一気によみがえり、股間を充血させた。
そうだ!寧々の下着を拝借しよう。
やる夫は、寧々のクローゼットを物色する。
やっとの思いで下着入れを見つけた。
どうしてこんな奥深くに仕舞い込んでいるのだろう?毎日つかうものなのに変だな。
中を開けて、気に入ったパンティを2枚取り出す。
下着で妻を犯してる気分になるのもいい考えだ。
えいやとブラジャーとキャミソールも取り出す。
洗濯済といえども、はき込んだ白いパンティにはくっきりと染みが残っている。
自分が使ったきたオマンコの位置がわかる。
そういえばもうタロさんにも使い込まれているオマンコだなあ。
顔を近づけクンクンと匂いを確かめた。
洗剤の甘いフローラルの匂いがするだけだったが、
脳裏には妻の匂いがハッキリと浮かび上がった。
ブラジャーを手に取り腹の上にのせた。
レースで飾られた可愛らしいブラジャーだったが、
ザラザラとして肌触りは思ったほどではなかった。
キャミソールに持ちかえ、お腹に当てるとすべすべとして心地よい。
それから、もう一枚パンティを取り出し勃起に巻き付けようとした。
あれ?この下着どこかで見たような…。
妻の下着だ、見覚えがあって当然だが何か引っかかった。
*** 崩壊 ***
やる夫は、マスクの女の匂いと妻の下着でオナニーに耽った。
「うおっ。この女の匂いたまんないな。」
「めぐみさんみたいな濃厚な匂いの方がいいけど、
マスクの女の匂いは、なんだか落ち着く。」
「寧々のパンティも気持ちいい。ああっ、汚れのところに擦りつけるのたまらん。」
「はぁはぁ。ああっ。」
「この汚れ、少し前までは俺だけが使い込んだまんカスの痕だったけど、
今は、タロさんの汚した分も混じってるわけか。」
「タロさんと寧々を共有してるんだよな。ぞくぞくしてきた。」
そうだ、タロさんに教えて貰ったサイトにマスクの女の画像があるんだった。
やる夫は、スマホを取り出し、タロさんが管理人をしているサイトを開いた。
マスクの女の写真が増えていた。
マスクの女、「いいねいいね。を!」この写真は完全に漏らしてるな。
こっちは、パンティに縄が食い込んでるよ。
あの女は、こういうのもOKだったのか。
次やるときは、俺も縛ってみよう。
こっちは、対面座位だ。着衣のままパンティずらしてハメてる。
「おっ。えろいな。相手はタロさんと違うみたいだ。」
60過ぎたじじいとやってるところだ。
こっちなんか、しゃぶってるの10代のちんぽじゃないか?
タロさんに胸揉まれながら、誰かの精子を浴びてるところまであるのか。
思わずしごく手が速くなる。
ブラウスの下はピンクのキャミか。
「あれ?」
今自分の腹の上にかけているキャミに似てるぞ。
裾のレースも雰囲気が一緒だ。
「いいね。自分が犯してる気分だよ。」
こっちの写真は、トイレか?
和式便器に座って…。キャミソール、パンティ姿で履いたまま小便してる。
「よくやるよ。本当にどМなんだな。」
よく見るとトイレの壁紙、うちのと一緒だ。
「あれ?」
このキャミのレース、似てるんじゃなくて同じじゃないか?
「ちょっとまて。」
こっちの写真のカーペット、うちの部屋のリビングじゃないか?
端に写っているテーブルの脚の形を確認すると、うちのダイニングテーブルの脚の形だ。
「マスクの女とうちで撮影したのか?」
パンティに縄が食い込んだマスクの女の写真を見返す。
「この下着…。寧々のじゃないか。まさかマスクの女って???」
やる夫は、何とか確認しようと、写真のコメントを見て回る。
60過ぎたじじいとやっている写真についているコメントを見る。
旦那が会社の秘書と浮気している間、
わたし、このおじ様に貸し出されちゃった。
マスクの女の書き込みがあった。
『まんこの味最高でした。また、3Pお願いします。』
『また手合わせお願いします。』
マスクの女が、何人もの男に貸し出されたことをうかがわせるリプライもついている。
旦那が気づくころには手遅れだね。
管理人のタロさんの書き込みが続いている。
やる夫は、マスクの女の正体が寧々でないことを祈った。