一度の過ちから・・・ 18
*** 消えゆく絆 ***
しかしその頃、寧々は社長に抱かれていた。
着衣のままパンティをずらされ向かい合ったまま繋がっている。
「奥さん自分で動けるかい?」
寧々は腰を浮かしながら頷いた。
勢いよく腰を沈めると社長は動きを制する。
「だめだ。ゆっくりやりなさい。」
社長は、寧々に指示しながらスマホで田所と話している。
そのせいで寧々への指示が田所に筒抜けになっている。
寧々はその恥ずかしさに打ち震え耳を赤くしていた。
田所の方はといえば、社長と話しながら、やる夫の部屋をノックし寧々のスマホを操作していたのだった。
寧々は言われるがまま腰を浮かしては沈めている。
社長のものは奥まで届きはしなかったが、田所のものよりはるかに太い。
腰を沈める度に、肉穴が無理矢理広げられる感じだ。
沈めると入口から数センチの辺りから奥の方までえぐられる。
抜くときは入り口付近が捲りあげられた。
往復ともにゆっくりと快楽が持続していた。
ガンガン攻めてくる田所と違って、社長はスローセックスを愉しむタイプだった。
社長は溢れ出る淫汁を吸って重く垂れさがりだしたパンティ生地を見て満足気に笑みを浮かべている。
寧々だけが動き続け息が上がっている。
脇からは汗がにじみ出てブラウスの上まで染み出している。
部屋中に汗と淫汁の匂いが籠っている。
社長は鼻から大きく息を吸い込み寧々の臭いを堪能する。
ふう〜んと大きく息を吐き出し満足気に片手で寧々の尻を撫でた。
「田所くん、この奥さんを我が社で雇いたいんだがね?」
「随分と気に入ったようですね。でもそいつは困りました。」
「具合の悪いことでもあるのかね?」
「その奥さん、暇な専業主婦というわけではなくてですね。一応ビジネスウーマンなんですよ。」
「おまんこも仕事もやりてってわけだ?ではせめて今夜だけといわず愛人交換しないかね?」
「それは難しいですね。そいつとあのおばさんの交換じゃあ釣り合いませんよ、ははは。」
田所がマイルドにめぐみを避難する。
社長が次の言葉を探している間に田所が交渉を進める。
「そいつとおばさんを1カ月自由にさせてくれたら社長の希望を叶えられるかもしれませんよ?」
「うまいこといって自分だけハーレム作ろうとしてないか?」
「疑うなら今夜限りですよ社長?」
「う〜む、1カ月か?」
「そうたった1カ月です。」
「希望は叶わないかもしれないのだろう?」
「例えうまくいかなくても、あのおばさんは、あなたのところに残る。不都合ありますかね?」
「…よかろう。」
交渉はまとまった。
その間、寧々は社長の肉棒を肉壁でぎゅうぎゅうと包み込んでいた。
田所に弄ばれた肉穴とはいえ、社長のものは太過ぎた。
辛うじて感じやすい身体から溢れ出た淫汁で痛いという感覚はなかった。
寧々は田所に言われるがままを受け入れてきた。
今回も夫に、そしてまた新たに夫の勤務先の社長の相手をさせられている。
しかし、寧々の心の中は澄み切っていた。
田所の役に立っている自分が誇らしかった。
きっとまた褒めてくれる。そしてまた抱いてくれる。
やる夫とのセックスさえ、田所を満足させることが目標に変わっていた。
社長が厄介払いを考え始めた熟女めぐみ
田所が寧々より劣ると評しているおばさん
そんな女のフェラにやる夫は堕ちていった。
憧れの社長秘書がタイトなスーツ姿でしゃぶってくれる。
熟れた体が押し込められたスーツは胸元で大きく歪みボダンが弾け飛びそうだ。
秘書業を生業に女を武器に生きていた独特の化粧。
ふっくらと厚い唇には真紅のルージュがひかれている。
頭を前後に振るたびやる夫のちんぽに浮き出た静脈にルージュの痕がついた。
パサパサと音が聞こえそうなくらい長いまつ毛は、つけ毛と思いきや自毛だった。
会社でスレ違いざま、にほんのり香っていた香水交じりの匂いが、すぐ近くで匂っている。
匂いを思い出して何度しごいたことか。
その匂いが生々しい体臭と混ざってやる夫の鼻から脳天に突き刺さり理性を蒸発させ続けている。
やる夫は、めぐみさんから寧々にはない艶めかしい女を感じとっている。
思い返せば寧々は仕事女だった。
化粧はするがビジネス用メイクだった。
休日自宅で過ごすときはナチュラルメイクだった。
結婚してから女として化粧をしている寧々を抱いたことがない。
自分のために着飾飾らなくなった妻にどんな魅力があるというのか。
下品な女といえばそうかもしれないが、めぐみさんは男のためにメイクをする。
男のために着飾り下着にも気を配ってることだろう。
はちきれそうなスーツのすぐ下で張り詰めた白いブラウスには
水色のブラジャーが張り付きクッキリと模様が浮かび上がっている。
脇に贅肉がついている熟女とはいえ、どうみてもDカップ以上の膨らみがブラウスを押し上げている。