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彼女の甘い蜜
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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彼女の甘い蜜 5

確かあの時菜月も一緒にいたはずだ…それが気になった。

「あっ、あっ、あっ」
男に抱きしめられながら腰を動かす結奈。
その姿はいつも見てきた妹の姿ではない。
むしろ今の、性に開放的な妹…それを形作ったのはこれなのか…

パンパンパン、という音はそこかしこから聞こえてきた。
カメラを持つ手が震えているように見えた。

「おにいちゃん、オカズ用じゃないからね」
「結奈、お前…」
「証拠なの。暴力もキメセクもなし。その代わり援交でもない。一回限りにしないと、未成年に手を出したってバラすって」
「なるほど、極めて計算高い。セックスの練習台か」
「相手だって、ナンパだしどうせお遊びだよ。きっと居酒屋とかおしっこするときの自慢話のネタで終わっちゃう程度の」
「わざわざ遠くの海で遊んだのも、引きずらないためか」
「セックスは覚えたいけど、他のリスクは困るもん。妊娠や病気は嫌。表向きは健全にしてないと、変な噂が立って進路にも影響しちゃう」
「しかしだな、お前がしたたかなのはわかったけど、菜月が行きずりの男と関係を持ったなんてショックだな」

自分でも努めて冷静に応じたつもりだが、やはり釈然としない気持ちがある。

「前向きに捉えなきゃ、この動画があるおかげで、おにいちゃんは失敗しなくて済むの。どんなプレイの時に菜月の反応がいいか分析できるし」
「まるでスポーツの試合だな」
「寝取られたとか思ってるの?結婚まで考えてないんでしょ。愛梨や香奈江ともやってから考えればいいじゃん」

菜月は俺や結奈とは違いいいところのお嬢様だ。
今は付き合ってはいるけど将来釣り合うのかと聞かれたらわからない。
でも今は…一番大切な存在だ。

俺は動画を送りつけてきた愛梨と連絡を取った。
結奈から話を聞いていたのか、すぐに会うことができた。
「この動画を俺に送りつけてきた理由は何だ?」

愛梨は可愛く笑う。

「お兄さん、オカズにできた?」
「まあ…全く使えないわけではなかったな」
「なら嬉しいです」
「これ撮影したのは誰だ?」

まったく動揺しない愛梨。肝の据わった子、といえばいいのだろうか。
「知りたいですか?」
「ああ、俺は…正直、菜月が…」
「なら、私ともしてくれますか?」

「利害が一致すると思うか?俺は受験生で君たちとデートする暇なんてないし、菜月だって俺と付き合ってたことなんて忘れてるかもしれないな」
「一致しますよ。結奈は妹で一番手頃だけど、貧乳で物足りない。それに、私で練習しておけば…度胸がついて菜月との本番でも余裕がある。何より、対外的にはセフレとはまずバレない。私達からすれば、結奈の家に行けばたまたまお兄さんがいた。お兄さんの場合は、家に妹の友達がやってくるだけ」
「じゃあ、聞くが…俺が妹にたまに抜いてもらってると言えば、変態だと思わないか?」
「むしろ、結奈が羨ましいです。理解のある男の兄弟がいて。しかも、チャラくて外に女作るタイプでもないし」
「一応兄だからな、妹で童貞を捨てるのは恥ずかしい。頭が上がらなくなりそうだ。俺が受け身でも君が中でイカせてくれるかい?」
「そこまで具体的に言われたら、ぜひとも叶えてあげたいですね」

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