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イケないのに燃え上がる…
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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イケないのに燃え上がる… 6


3人は早速イベント会場に向かい、控室に宛がわれた場所で着替える。
彼女たちだけ印象が違うと感じたのか、それとも単に知らない者同士だからか、他の女性参加者との会話は一切なかった。

コスプレに身を包みいざイベントステージ。
客席には心待ちにしていたカメラを持ったオタクたちが一斉にシャッターを向けフラッシュを浴びせる。
ハルカたちの衣装のセクシーさは他の群を抜いており、最も注目を浴びていた。

三人は最初は派手な衣装の魔法少女を狙ったが、作中で特に嫌われている白い外道ネコから理不尽な要求を突きつけられるのを恐れて断念した。
戦車部がテーマの作品に落ち着いたのは、衣装が緑系のセーラー服で済むという理由も大きかった。
砲弾の形をしたクッションにまたがったり、胸の前で抱きしめるなどアイテムを活用したエロを連想させるポーズが妙にセクシーで受ける。
「戦車部の子達、乗り込むシーン再現して」
ミニスカの教官のコスをした三人より年上の女性スタッフが指示する。なんとステージから移動すると、ハリボテの戦車があった。
三人はアニメ通りに戦車に一礼して車体に足をかけてハッチから乗り込む。
「フヒヒ、ガルパソはいいぞ」
「デュフフ、その通りでござる」
「アンキモチーム最高」
一連の動作はパンチラが特に多く、マニアたちが熱狂的にシャッターを切る。
作中で試合した英国代表やアメリカ代表の制服よりスカートが短いのも強みだった。

一番注目を集めただけあって、その後の投票企画でも3人は圧倒的大差をつけ1位に輝いた。
「優勝賞金、って大したものじゃないけど」
「それより一番いい部屋で最上級コースの夕食ってのがうれしいかも」
「露天風呂もあるし、あとは…ね」

イベントが終わり3人はひとまず部屋でくつろぐ。

「衣装の完成度じゃ、負けてたのにね」
「大半が痩せの貧乳や胸があると思ったらただのデブだったし」
「スミレが卑怯なくらいよ、ロリ顔でその胸でしょ」
「みんなバチバチ写真撮ってたけど、やっぱりそれ見てるとムラムラするのかな」
「それはグラビアとかも一緒でしょ」
三人は二次創作のエロ同人も知ってるので、自分たちもそんな感じで見られているだろうと予想する。
少なくとも、短い時間で知名度と好感を得た事により、目的の半分は達したと満足した。
「でも、問題はどうやって私達がコスした作品のファンを探すの?」
「それは簡単、グッズ持ってるはず。こんな場所なら堂々と持参できるし」
「きっと、こっちがチラッてみたら…あの子でシコシコしちゃったなー、ってソワソワするんじゃない?」
「やだ、下品」
「でも男って単純なもんでさ、目の前にオカズがあったらすぐに抜いちゃうワケでしょ」
「そういう正直な子って好きだよ。ピュアな妄想を抱いているのならその気持ちに応えてあげたいな」
「とか言ってるけどホントは童貞狩りしたいだけだったり」
「まあね」

「彼らもここに泊まっているんでしょ、混浴で会えたりして」
「行ってみようか」

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