イケないのに燃え上がる… 16
アオイが満の瞳をじっと見つめる。
一点の曇りもなく、それでいて自分に言い寄ってくるような男たちみたいなギラついた欲望も感じない。
むしろそれがいい、とも思った。
「ふふ、こっちはすぐに元気になってくるわね」
「あっ」
アオイの手の中で満の肉樹が熱くなり、硬い芯を取り戻していく。
「セックス、しよ」
「せ、セックス」
満がその一言を発し、アオイの顔をまじまじと見つめる。
緊張したようなその表情にも、アオイは動じず微笑む。
「みっくんは最初は寝てるだけで大丈夫」
アオイは満に跨り、ピンと天を向いた満の肉棒に自らの割れ目を擦り付ける。
「あっ、あ、あ、それはっ」
「ここで出しちゃうのはナシだから。ちゃんと、私の中に入れてからだよ!」
「あっ!」
アオイが自らの中に満の肉棒を導く。
ズブッと押し込み、ゆっくり腰を下ろしていく。