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幼馴染はアイドル
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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幼馴染はアイドル 8

「遼香はダンス練習でもしながら頭を切り替えて来い、美和は写真撮影だな?、優と一緒に事務所に戻れ、真希子はちょっと残ってくれ」

「「「はい、先生」」」

3人は一礼し優も慌ててそれに倣う。
優の所作に苦笑する勢司だが、スタジオの奥へ真希子と共に向かって行く。

「じゃあ、戻りましょうか優くん」
「はい!」

美和に促され優達は事務所の方へと戻って行った。


スタジオの奥の部屋に入った勢司と真希子。

「いい子ですね優くん」

微笑んで勢司に言う真希子。

「いずれ、アレはお前にも『仕込んで』貰う事になる」

そう勢司が言うと真希子は微笑む。
さっきの気さくな事務員とは思えぬ程の妖艶な笑みだった。

「勿論、ご主人様のお役に立てるならなんでも・・・」

両親の借金のカタにAV女優となった過去がある真希子。
多くの男優に抱かれ、酷いプレイも体験し、心身ともにボロボロ。
そうなりながらも借金返済の末にあったのは両親からの『汚らわしい女とは絶縁』の言葉。
捨てられてボロボロの心と身体で絶望の淵にあった真希子に手を差し伸べたのは勢司だった。

『世の中に復讐してみねえか?』

その言葉と勢司の物騒な見てくれで犯罪でもやるのかと思った真希子だが、蓋を開けてみれば芸能事務所。
だが、犯罪でないものの、彼女の真の仕事はタレント達に性技術を教え込む事であった。

「彼も・・・そうするのですか?」
「ああ・・・そうする・・・」

短い言葉に勢司の決意を見た気がした。
何としてでもこの業界でのし上がる・・・
その先に何があるのだろうと思う真希子だったが、彼女も勢司についていくしかない。
もう彼女の居場所はここしかないのだから。


…さて、その頃。
千早たち5人のアイドルは広大な室内温室プールの中にいた。
ここはトレーニング施設の類ではなく、学校の敷地内である。

私立堀河学園。
幼稚舎から大学までの一貫教育を行う名門校である。
『芸能コース』というクラスも存在し、ここに通うアイドルも数多い。

千早たち5人のアイドルたちも中等部と高等部にそれぞれ通っている。

…現在、5人はプールにて『体力づくり』のためのトレーニング中。
おそろいの競泳水着を着てプールにやってきた。

―その中の一人、鳴海カレン。
日本人の父親と英国人の母親の間に生まれたハーフ。
その身体は中学生とは思えないくらい豊満で、千早にも匹敵するくらいである。

カレンだけでなく、優の幼馴染5人は年齢の割に豊満系だ。
メンバーで一番小さなすずでさえ爆乳レベル。
カレンに至ってはハーフで母親の血が強く出てるせいか、白人のような白い肌にアジア人の風貌が混ざったエキゾチックな美顔。
ユニットの中でも最年長かと言われるぐらい大人びた顔立ちと物腰。
身長も高く175cm、バストは100cmオーバー。
彼女単体でグラビアの依頼が舞い込むぐらい素晴らしい身体だ。

このダイナマイトボディと激しくセクシーなダンス。
そして非凡な歌唱力がこの五人組ユニット『シャイニング』の持ち味だ。
楽曲の殆どがダンスミュージックで、『本格派ダンスアイドル』と早くも評判になっていた。

だが、彼女たちのセールスの倍を売り上げるグループがいた。
カレンの視線の先にいる水着姿の一団。
生田率いるMCプロの秘蔵っ子、『スイートキャッツ』のメンバー達だ。

彼女たち5人も美少女だが、スイートキャッツは系統が違う。
清純可憐なお嬢様達・・・
そんな表現がぴったりと合う真逆の美しさだ。

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