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幼馴染はアイドル
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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幼馴染はアイドル 3

「はい、これもご主人様のお蔭です・・・」

うっとりとそう言う涼子。

どことなく優と似た顔だが、どこか捻くれた表情の男は満足そうに笑った。


この男は優の叔父、奥山勢司。
彼と兄であり優の父である奥山健太は、かつて4人組ロックバント『ヴァイオレットファントム』のメンバーであった。
勢司はドラム、健太はギターヴォーカル。
全盛期は一世を風靡して大人気であったグループで、その全盛期に健太は人気女優である優の母と結婚。
彼女の所属は当時『平プロ』との通称の平野プロダクション。
つまり現社長涼子の父がやっていた事務所所属だったのが優の今の関係に繋がっている。

その後、優の母が急死し、一時期バンドは活動休止となるが・・・
バントは平プロに電撃移籍で復活。
彼女の死を乗り越えて作った壮大なバラード『愛しさと悲しさ』でミリオンヒット。
第二期黄金時代と呼ばれるに至ったのだ。

しかし、それも健太の悲劇的な最後で終わりを告げた。
幼い女の子を庇いトラックに跳ねられ、健太は死亡。
ヴァイオレットファントムは全盛期の真っ最中に伝説へと変わってしまった。

健太を失いバントは解散・・・
イケメンベーシストだった英田孝輔は新たなバンドを成功させ、ギタリストだった恵川晋悟はソロでチャート上位常連に・・・

4人でも一番目立たなく、時には名前を忘れられるとまで揶揄された勢司だけが取り残される形となった。

それでも平プロの功労者とも言えるバンドのメンバー。
前社長は唯一残った勢司に部長ポストを与え功労に報いたが、バンド活動以外何もできない勢司にとっては隠居ポストでしかなかった。
やることもなくデスクに座るだけの日々。
兄や他のメンバーと違って派手なパフォーマンスもできず、何より喋れない。
ドラムテクもオーソドックスでどこのバンドでも埋没するタイプ。
バンドマンとしても需要の余りない彼は、暫くの間音楽シーンから姿を消していたのだ。


平プロ自身も稼ぎ頭のタレントを失い、また前社長の片腕であった専務が反旗を翻し独立。
多くのスタッフとタレントがそれについていき、平プロは開店休業状態に・・・
前社長は失意のうちに亡くなり、社長は代わって涼子に。
しかし、タレントを失った事務所は潰れるのを待つしかない状態だったのだ。

しかし数年後、稼ぎ頭を失った弱小プロダクションとなっていた平プロから、久しぶりに出た大型新人が賞を総なめ。
そのプロデューサーは何と、音楽シーンから姿を消していた勢司だった。
彼にはどうやらプロデュースに才があり、幾人かの新人を発掘し、平プロはかつての賑わいを少し取り戻した。

その勢司の新しいプロジェクトがアイドルグループ・・・
つまり優の幼馴染たちのグループな訳だ。


そして、彼はただプロデュースしていただけでない。
確かにプロデュースだけでなく作詞作曲、それに編曲までこなせる彼の才能は凄いとも言えるが、それだけで売れっ子を作れる程この業界甘くない。

タレントを売って行く為に彼のもう一つの才能が発揮されたのだ。
それがこれである・・・

モジモジとしながら顔を赤らめる千早。
それに気づきながらもニヤニヤとする勢司。

「ご苦労だったな、もういいぞ千早」
「まってくださいっ!、あっ、あのっ!!」

また涼子にモノを舐めさせる勢司に、千早は慌てたようににじり寄る。

「あっ、あのっ・・・ご褒美を・・・」

顔を赤らめてそう求める千早に、ニヤニヤと笑う勢司は言う。

「だったらどうすればいい?」

そう問われ、千早はその場に正座する。

「ご主人様、雌奴隷千早の淫らなオマ○コにご主人様の逞しいオチ○ポをハメてください・・・」

だが、勢司はニヤニヤ笑ったままであった。
そして涼子の顔を上げさせて言う。

「半年ほど前は処女だったのに、もうチ○ポ中毒とはいい素質見つけたな涼子」
「ありがとうございます、ご主人様」

嬉しそうに答える涼子。
兄が生きていた頃は自分など眼中になかった女が今や彼の奴隷だ。
男としての支配欲を満たされ勢司は笑う。

そして、無垢な少女だった千早も、勢司の奴隷・・・
どんな命令も聞く女となった。

「まず涼子にハメるから千早はそれまでオナっときな」
「はい、ご主人様・・・」

勢司がそう言うと服を脱ぎ、自ら乳と股を弄り始める千早。
それをニヤニヤと見ながら、勢司は自分の上に涼子を跨らせた。

「行くぞ、涼子」
「はい…」

勢司の逞しい剛直が涼子の膣に埋没していく。
「あああ…」
涼子の表情が快楽に歪む。
それを瞬きすることなく、千早は一点に見つめ、自らを指で弄る。

勢司は早くから千早に目をつけていた。
その豊満な体つきだけでなく、従順で頼まれると断れない性格も、しっかりと熟知していた。
一番利用しやすいのが千早だったのだ。

歌唱力とダンスは一級品ながら人見知りが激しい薫。
誰に対してもツンツンで反抗的な真由美。
海外の血を引くが故日本文化に疎いカレン。

そして、涼子も自分の娘であるすずにこのような行為をさせるのにはまだ躊躇いがあった。

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