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幼馴染はアイドル
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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幼馴染はアイドル 11

それから数日後―

優は都心からも程近い海水浴場にいた。
季節はずれのため、人気はほとんどない。

「ちょっと寒いですね」
「でも撮影できないほどじゃないわね」
優の隣には真希子。

ここで行うのは『シャイニング』一の人気メンバーであるカレンの個人グラビア撮影。
ハーフで日本人離れした肢体の持ち主である彼女は、今回のような個人グラビアの引き合いも多い。

今回の同行は真希子と優。
それに勢司。
普段はスタジオから出てこない勢司だが、今回は次回のPV制作を兼ねている事から同行と相成った訳だ。

肌寒さの為か若干表情が硬いカレン。
いくつか撮影をこなすが笑顔がぎこちない。

「はい、カレン」

撮影の合間を見て、優が上着と一緒に出したのはホットココア。
それを見てカレンの表情がほころぶ。

「はぁ・・・ありがとう優さん・・・」

飲んでホッとした表情。
ぎこちなさがかなり取れた。

そして再び撮影。
効果があったのか、その後の撮影の笑顔は自然そのものであった。


そして撮影はひとまず中断、数時間開けて夕焼けをバックに撮影するまでの待ち時間・・・
休憩所代わりの簡易テントの中に入りベンチに座り溜息吐くカレン。

「どうしたの?、不満そうね」

真希子がカレンに聞くと、カレンはボソッと呟く。

「千早さんみたいに・・・セクシーにできない・・・」

彼女のその言葉に真希子は目を丸くする。
発育が良くてもカレンはまだ中学生。
色気などあるほうがおかしい。

しかし、同時に彼女は別の事を考えていた。

「当たり前でしょ、カレンちゃんまだ子供だし」

失笑気味に言うと、かなり傷ついたカレンが頬を膨らませて拗ねる。

「子供じゃないわ!」
「いいえ、子供よ・・・千早ちゃんは大人なんだから比べても駄目よ」

ストレートな真希子の言葉にムキになって反論する。
この年頃特有の背伸びしたい意識なんだろうが、真希子の口調はそれを挑発してるように見えた。

「大人がどうとかこうとかじゃなく、今のカレンちゃんを撮って貰えばいいでしょ?」
「だめ!、そうじゃない!!、大人としてのカレンを見て貰いたいの!!」

千早は確かにセクシーだ。
少年誌のグラビアには不適格で、週刊誌の方に需要があるぐらいセクシーと言うか肉感的だ。
それに対して、カレンは少女らしさを残している。

真希子は少し考える様子を見せて携帯を取る。
ショートメールで何やら打つと、カレンに向き直った。

「そこまで言うならどうにかするわ、ついてらっしゃい」

そう真希子は言うと、勢司がいるモーテルへカレンを連れて行ったのだ。


モーテルの部屋には勢司が一人。
真希子のメールで何となくは察し、ニヤリと笑う。

「そうか・・・大人か・・・そうしてやるか・・・」


やがてカレンが真希子とともにモーテルの勢司の部屋にやってくる。

「真希子です。カレンちゃんも連れてます」
「いいぞ、入れ」

「先生…」
部屋奥の椅子に座る勢司、カレンはこれから何が始まるのかまだ理解できていない。

「カレン、お前は、大人の女になりたいようだな」
「大人…先生、カレンはまだ、子供なのでしょうか?」

勢司はそれに答えず真希子を見る。
真希子は全てを理解したように髪留めを外した。

アップに纏めた髪が下に落ちる。
少しウエーブのかかった髪、そして眼鏡を取ると印象が凄く変わる。
お堅いOLぽい雰囲気から、妙に色気が出てカレンがドキッとしてしまう程だった。
そのカレンを見て微笑む真希子・・・
普段見せない妖艶な笑みで厚めの唇を舌で舐める仕草を見せた。
その仕草でカレンが真っ赤になってしまうぐらい扇情的だったのだ。

「カレンちゃんは子供よ・・・今から大人の女がどう言うものか見せてあげるわ・・・」

真希子はそう言うとジャケットを取り、タイトスカートを落としてブラウスのボタンを外していく。
その所作は見られる事を意識した動き。
彼女がAV時代に散々やってきた事だ。

下着姿になる真希子。
カレンは真っ赤になって身体を震わせているが、やはり性に興味あるお年頃なのか目は離せないでいる。
そのカレンに微笑み、見せつけるようにしながら真希子は下着を脱ぎ捨てた。

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