スワッピング ハイスクール 21
「あっ僕も行きます、ちょっと待って下さい」
恵太はあわててシャワーを浴びに行き着替えを済ませて戻って来た。
「お待たせ」
恵太と美香は恵美をつれて優子と一緒に隣へ挨拶へ向かった。
ピンポーン
呼び鈴を鳴らすと返事が聞こえしばらくするとドアが開く。
「なに〜?」
ハダカにタオルを巻いただけの状態で女性が一人出迎える。
「隣の一年の鈴木です、挨拶に来ました」
恵太はそう言うと、美香がさっき買って来ていたお菓子を渡す。
「わざわざありがとね。あたしは三年の本田 文よろしく。うちの一年呼ぶ?」
「いいところみたいですし、また今度でいいです。おじゃましました」
奥から聞こえる男女の愛し合う声に恵太達はまたの機会と戻る事にした。
逆隣もおなじ状態で結局、同級生の顔を見る事は出来なかった。
「明日からは学校始まるし、先輩としては後輩に恥かしい思いをさせないように色々教えてあげたいからね、しょうがないよ」
優子はそういうモノだと二人に説明する。
既婚、未婚問わずセックスの上手い下手は学生生活での地位に多大な影響を与える。
先輩としてはできる限りの事はしてあげたいものだ。
「私たちは大丈夫ですか?」
美香が優子に訪ねる。
「二人ともセンスはイイと思うけど、経験が足りないわね。正直、及第点ってところかな?セックスの楽しさをまだまだ教えてあげるわよ」
優子はそう言いながら部屋に戻っていく。
「恵ちゃん、頑張ろうね」
美香はそう言い優子の後をついて行く。
「やるしか無いか」
恵太は自分に喝を入れ部屋に戻った。
戻ると、真琴と絵理子は帰った後だった。
「二人とも、またしたいって言ってたぞ」
剛はそう恵太に伝える。
「本当ですか?」
「ああ、もちろん。恵太くん、過剰な自信は良く無いが過小評価も良くないぞ。男は少し強がるぐらいでいいんだ」
剛は恵太の肩をポンと叩きそう言うと、「ひと休み」と自分の部屋に入って行った。
「そうよ、男の子はリードしないとね、私は年下もキライじゃないけど」
優子はそう言って恵太を慰める。
「はい!頑張ります」
恵太はそう答える。
一旦解散となり、それぞれ部屋に戻った。
「お父さんガンバるぞ!」
恵太は恵美を抱きかかえ言う。
「パパガンバレ〜」
恵美はそう言いながらキャッキャとはしゃぐ。
「強い恵ちゃんか〜あんまりイメージないなぁ」
美香はそう言いながら恵太を茶化す。
「言ったな、美香が惚れ直す様な漢になってやるからな」
「ふふっ、私は今のままの恵ちゃんも大好きよ」