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俺の彼女が他の男と
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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俺の彼女が他の男と 5

守は彼女から渡された国産の頑丈さで一気に有名になったデジタル腕時計を腕にしてみる。
「喜んでもらえて嬉しいわ」
「そろそろ、失礼します。ところで、メール交換しませんか?名前とか変えといてくださいよ」
「ええ、あの人あまり詳しくないけど、注意しなきゃね」
しのぶの機嫌がいいのを見ていると、さらなる進展も望めそうなので、携帯で赤外線通信を行った。
玄関まで来て彼女の娘の顔などすっかり忘れていたのに、家を出ようとした所でいさ乃に遭遇する。
「守、来てたんだ」
「ああ、近くで用事あったから寄ってみたけど、いなかったんだな」
「仕方ないじゃない。ところで母さんなにか話してた?」
「お前がいないから、挨拶して帰ろうとって思ったんだけど、ネットショッピングのやり方とか言われて…」
「ごめんね、あのババァ体型崩れてみっともないでしょ。やっと気付いて補正下着でも買おうと思ったんじゃない?」
「いや、俺は女の下着ってよく知らないし」
「もうおばあちゃんだから、訳わからないこと言われても、気にしないでね。コレあげるから」
「何この紙切れ」
「仮想通貨よ。価値は正確にはわからないけど、ラッキーで手に入れたから…分けてあげる」
「じゃあ、遠慮なく。ところでお別れのキスは?」
「あんまし、寄るなって。お肌が荒れてるから…その、察してよ」
「ごめん、でも…帰るまでに会えてよかった」
「ありがと、キスはまた今度」
守はパスワードや関連サイトのURLが書かれたメモを受け取ると、
彼女がしのぶと自分のことを微塵も疑っていないことへの感謝を形だけでも示そうとすると生理らしく拒絶されたのでおとなしく帰った。
家に戻って食事と風呂の後にチェックすると、しのぶからもらった腕時計はバックライトに照らされるアルファベッド一文字は印象的で届いていたメールの中身も好意的だし、
仮想通貨は70万円前後に相当する額で、ニュースで話題になったものの次に有名な種類だったので、彼女たちの贈り物の価値が自分への執着の度合いに見えて光栄に思えた。
『高木君、お財布作った?』
『ああ、仮想通貨のだろ?解説サイトがあったから』
『もう掘ってる?』
『いいや、一日一回無料でちょっとだけくれるサービスがあるから…試しにやってるぐらい』
守はメールでなく携帯で連絡が取れたことはむしろ新鮮だった。しのぶとメールのやり取りが始まったので、彼女とは声での交流も悪く無いと思う。
『いいプールが見つかったから、いろいろ揃えてやってみようって思うの。だから、買い物に付き合って』
『いつ?』
『明日』
『いいね、一緒に出かけるの久しぶりだし』
いさ乃と外で会えるのは守にとって久々なので、すぐさま応じる。
生理中であろうと直接話す機会があれば、監視だけでは得られない情報も得れると考えた。

「パソコンの店なんだ」
「男の人って好きでしょ?」
「どんなパーツ探してるの?」
守はマシンの改造もしたことがあるので出入りした経験があったが、いさ乃と来ることになるとは思ってもいなかった。
「マイニング向けにカスタムするの。ネットでも買えるけど、二人で見たくって」
「目星は付いてる?」
「大体ね。そうだ、高木君も電源だけでも用意しておけば都合いいんじゃない?買ってあげる」
「足りなくなると、コンデンサから液漏れして使い物にならな買うなるからな」
結局、いさ乃は電源とグラボとUSBハブを選び、守にも電源を買い与えた。
「これから、どこ行く?」
「駅よ」
「駅からは?」
「先に帰っといて」
「改造は自分でするのか?」
「高木君、それは心配しないで。そうだ、帰るのに足がいるわね。はい」
「タクシーのプリカ?」
「一万円あれば、足りるでしょ?それじゃ」
いさ乃と駅まで来た守は、彼女にどうするのか尋ねるが、コインロッカーの前で家に帰るように言われた。
彼女はロッカーからキャリーカートを取り出していたので、そこにデスクトップPCが入ってるのではと予想できたが、
自分もパーツを与えられたので詮索より自分も作業が待っていると思い直す。

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