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俺の彼女が他の男と
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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俺の彼女が他の男と 6


「あら、守さん」
「しのぶさん、外で会うのってはじめてですね」
「守さんはお買い物?」
「はい」
守は駅ビル内でいさ乃の母親に会うと、いさ乃といた時よりもにこやかな顔を見せた。
「私もなの。これから、お時間ある?」
「え?」
「あの子、帰ってくるの遅いみたいだから、家に帰っても…することないのよ」
「じゃあ、ホテル行きませんか?」
「え?まあっ!今時の若い人は、どういうところに行くのか…知らないの。お任せするわ」
守は熟女が待っていたであろう言葉を口にすると、照れながらも彼女は同意した。
「タクシーで行きましょう」
「ええ」
しのぶは守に促されるとタクシーに乗り込む。守は運転手にインターチェンジ付近までと伝えた。
ラブホテルが多い一帯で、二人はタクシーから降りると比較的落ち着いた感じの一件に足を進める。
この辺りでは一番高価なそこを守は前から知っていた。
いさ乃とは、いつか来ようと約束していたホテルだった。
しのぶと先に入ることに、後ろめたさを感じ無くは無かったが、いさ乃とて自分の知らないところで、どんな高級なホテルを使っているか分からないと思うと、その気持ちは早くも消え失せた。
歳がいもなく緊張しているのか、身を硬く強張らせているしのぶの腰を抱き、守は薄暗いアーケードの門をくぐった。
「俺が決めていいですか?」
「守さんが選んでくださると助かるわ」
守はロビーの壁のパネルから好みを部屋番号を押すと、エレベーターに乗って指定のフロアまで行くと二人で選んだ番号の部屋に入る。
「素敵な部屋ね、守さん」
しのぶは部屋にはいると、ガラス張りでマットのあるバスルームや大きなベッドに天井と付近の壁が鏡張りだった。
そこは、淫靡な雰囲気を出しながらも壁紙や床はおしゃれな感じで夫と行った頃の連れ込みホテルとの差に驚く。
「しのぶさんに喜んでもらいたくて」
「守さん、私も見せたいものがあるの」
嬉しくなったしのぶは守の前で服を脱ぐ。
熟女らしい紫色のランジェリーで、100センチを超すバストも綺麗に収まるブラと、大きい割にレース部が多くてヘアも透けて見えるショーツだった。
ガーターレスストッキングは黒く、網のような柄があって網タイツのようにムチムチした脚を引き締めてるように見える。
「いつもよりもずっと綺麗です。しのぶさん」
「うれしいわ、今日は最後までしましょ」
「そのつもりです」
守は熟女の二の腕を掴むと、そのままキスしようとする。
「あの、先にお酒いいかしら?なんだか恥ずかしくって」
「どれがいいですか?」
「ビールでいいわ、お金の心配はいいわ。全部、私に出させて」
しのぶは長きにわたって妻と母親の役割にのみ生きてきたので、
急に女の色気を全開にするには素では勢いを出せないと、フリーザーから缶ビールを出して飲む。
飲み口に赤い口紅の着いた缶をしのぶに差し出され、守は受取らざるおえなかった。
「飲んだことあるんでしょ?先生に言いつけたりしないから、一緒に飲みましょ。」
勿論守とて、アルコールを飲む機会は今までに何度もあった。
しかしその度に記憶を無くし、自分はアルコールには向かない体質なのだと思い知らされた。
「どうしたの?まだ守くんには早かったかしら?」
"…まだ…"というその言葉に引っ掛かった。
しのぶにしてみたら自分は子供であるのは分かってはいたが、それでも守にも男のプライドがあった。
飲み掛けの缶を握り締め、それを一気に飲み干す…
ビールの苦味と共に、口紅の油分が口の中に広がった。

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