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許嫁はお姉さん(寝取られ編)
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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許嫁はお姉さん(寝取られ編) 16

丸山が話しかけてきた。
「言っとくけど、あなたのこと、あきらめたわけじゃないからね!!」
太一「・・・」
そして、入れ替わりに大日向も話しかけてきた。
「何だ?あれ?」
太一「さあ。」
大日向「そういえばよ。今日、スゲーかわいい転校生がうちのクラスに来るらしいぜ。」
「相変わらず唐突なネタフリだな、お前。見もしないうちからどうしてわかるんだよ?」
 僕は半ばあきれつつ大日向に言った。
「俺の情報網をなめるなよ? ふっふっふっ…」
 大日向は僕の机の上にでかいアゴを乗せてくつろいでいる。
「それよか、太一。お前、さつきちゃん脅迫計画、やるのかやらないのか早く決めろや。お前が嫌なら俺1人でもやるからな!」
「お、おい! ちょっと待て! …今、考え中だから…」
 こいつは昔から意味不明で何考えてるかわからないくせに、時々妙に凄みのある奴なのだ。

キーン、コーン、カーン、コーン
大日向「おっと、また後でな。」
始業ベルが鳴るとみんな一斉にバタバタと自分の席に着いた。
そして、さつきと一緒に、転校生が教室に入ってくる。
 さつきが隣にいる少女を紹介した。
 本来ならクラス担任である樋口の仕事なのだが、さつきがHRを代行しているのだ。
 樋口の奴は病欠だそうだ。噂によると入院したらしい。せっかく僕も1発ぶん殴ってやろうと思っていたのに…。
「今日からみなさんと一緒に勉強する転校生を紹介します。朝田さん、自己紹介をお願いね」
「朝田真由です」
 そっけなく少女はそれだけを呟いた。
 つやつやとしたロングの黒髪。大きく猫のような瞳。すらりとした細い足。さつきの隣に並べても遜色のない美少女だ。クラス中が皆、彼女をじっと見つめていた。
「空いている後ろの席に座ってちょうだい」
 さつきに指示され、真由はそのまま着席した。

 休み時間は男子が周りに群がって真由から個人情報を色々聞き出そうとしたが、まったく無視。
「伊藤先生って素敵ねぇ…。彼氏いるのかしら?」
 …と、うっとり呟くばかり。とりあえずさつき以外の人間には全然興味がなさそうだというのはわかった。
 僕のさつきに手を出したら許さねえぞ! …と言いたいところだが、今はそれどころじゃない。
 そんなことよりも一番気にかかるのは僕のチンポの問題だ。いきなり不能になるなんて、そんなことあるだろうか?
 さつきともう一度やる前に、どっかで試しておきたいんだが…。
 丸山に頼むと後でまたしつこそうだし、千晴さんに頼んでみよう。僕はポケットから携帯を取り出した。
 プルルルルrr………。
「もしもし? 千晴さん?」
「…なぁに、太一君。こないだの続きがしたいの? 今なら時間空いてるよ?」
「えっ本当?! じゃあ今すぐ行く!」
「あたしまだ家で寝てるからさ〜。遊びにおいでよ〜」
 僕は午後の授業をさぼって学校を抜け出すと、千晴さんの家に急いだ。

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