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ファミレスで・・
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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ファミレスで・・ 6


「彼女、顔を出さないな。何か、連絡は?」
「ありません」
俺は店長室に呼ばれていた。
「もともとグズっぽかったけど、モノになりそうにないか?」
「いえ、そろそろ疲れが出ている時期ではと…」
「そうか、葛西くんを見ろ。歳は問題じゃない。従順でよく尽くしてくれる」
葛西というのは店長のお気に入りで、なんと人妻だ。夫はトラック運転手らしい。
「ここだけの話、女を躾けるのに理屈はいらない。大竹君、分かるな」
「はい、店のためです」
「そうか、こっちも豚や牛の世話までは出来ない。旨味も含めての教育係だ。君に任せる」
「分かりました」
田中店長は不倫を楽しんでいるようで、俺が彼氏がいる彼女に手を出すことも別に問題視してないようだ。
Jカップをデブと区別できない点は同意できないが、程よく濁っているのはありがたい。

「遅れてすみません!」
「来てくれて、助かった」
「寝坊しちゃって、本当に…」
俺としては寝過ごしたことより昨日のフェラの事のほうが気になったが、ここで聞く訳にはいかない。
「店長には、俺から疲れが出たと言っておいた。前に休みの日に出てもらったし」
「ありがとうございます!でも、葛西さんになんて言えば…」
店長のお気に入りは古参ウェイトレスでボスに相当する存在だから、彼女が恐れるのも当然だ。
しかし、店長の言うことなら聞くので、店長が俺を教育係にした以上はそれを認めている。
「一度目だから、なんとか許してくれる。あの人はこの店が大好きだから、多少のことはカバーしてくれる」
「先輩、あたしどうしたら…」
「トイレの掃除当番まだだったな。代わりにやるってことにしたら、やる気もみんなに伝わるだろう」
「はいっ」
彼女が健気なのか単なる罪悪感なのか分からなくなってくる。
「葛西さん」
「なぁに、大竹君」
おおよそ分かってるに、聞き返してくるのも熟女の貫禄なのだろう。
「小林さんが…」
「あっちで聞くわ」
「はい」
「希ちゃんがどうしたの?辞めるわけ?」
「違います、遅刻したのは御存知ですね。彼女も反省しているので、トイレ掃除をすると…」
「面白いじゃない、た…店長もそれでいいって?」
「ところで、昨日は大竹君と帰ったそうじゃない。食っちゃったの?教育係の役得だもんね」
「いえ、そこまでは…」
「おさわりぐらい?あの子、ボインちゃんだもんね」
「ははっ…」
「恋人がいるみたいだけど、気にすることないわよ。もし、店に来てそいつがどうこう言ってきても、うまくごまかしてあげるから…」
「頼りにしてます」
「あんたの為じゃないわよ、店がうまくいかないと困る人がいるの。私もだけど」
仕事も不倫も楽しめる人ならではの強さで、俺が望に手を出すのも応援してくれるようだ。
「そりゃあ、運命共同体ですから」
「チェックしてあげるけど、甘い方がいいの?」
「できれば形式的ぐらいで」
「そうね、じゃあ男子トイレもやらしたら?私から言っとくから、チェックできるわね。あの子のことも…ウフフ」
店長の愛人の力添えもあれば、望が俺のお気に入りだと浸透しそうだ。
男の店員は店長が押さえても、女子は古参の彼女の力が不可欠なのでその方が都合がいい。

「先輩、男子トイレの掃除ってどうするんですか?」
「ああ、葛西さんか…でも、遅刻のしわ寄せは男サイドにも来てるから、一理あるか…」
「先輩…」
「俺が教えるから、大丈夫」

「これって、朝顔って言うんですよね」
「わざわざお花に例えるっていかにも女の子だな。正確にはトラップ脱着型フラッシュバルブ式っていうんだ」
「先輩って、物知りですね」
「センサー式じゃないから、ボタンの辺りも綺麗にしないと」
「すごい、滝みたいですね」
望は予想と違って抵抗を示さず、むしろ俺がやってみせたのより彼女がこすり洗いした小便器の方が綺麗になったほどだ。
「今度はこっちだ。女子トイレと違って片方は和式なんだ」
「女子トイレを見たことあるんですか?」
「昔、昼ごろまで寝過ごしたら…葛西さんにすごく怒られて両方掃除やらされたんだ」
「厳しいんですね、あの人って」
「俺がまだ新人だったし、この業界…お昼と夕方から晩がピークだからね。自覚させられたよ」
「先輩でも、遅刻するんですね」
「あんまり汚れてないから、こんなもんでいい。薫りのスプレーするから目を閉じて」
こんな所でも、個室で二人きりなのでなぜかドキドキする。
「なんだか、いい香り」
「望も寝坊したんだろ?どんな夢見てた?」
「えっ!?」

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