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ミスコン彼女+そのお友達
官能リレー小説 - ラブコメ

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ミスコン彼女+そのお友達 19

僕は一人暮らし。
しかも親戚の持つマンションを借りれたので単身用ワンルームでは無いので部屋は広くて安い。
特に友人を招くなんて事はしてないが、呼んでも困らないぐらいの広さだ。
ただ広くても女の子を呼ぶには殺風景だと思う。

「ベッドは広い?」
「広いと言うか・・・一応セミダブル」
「なら、何時でもイチャイチャできるね!」

お蕎麦を美味しく頂いた後の帰り道で上機嫌で言う悠華ちゃん。
こう言う所はいいと言うか、惚れてしまうぐらい可愛い。

「でもさ・・・それ目的で呼ぶんじゃないからね」
「いいのよ、ヤリモクで呼んでくれて・・・私の身体は弘樹くんのモノだから」

これだけの美少女にそう言われてしまうと更に惚れそうになる。
と言うか、もう惚れてる。

「私も・・・弘樹くんのお部屋で・・・毎日お世話したい・・・」

こっちもこっちで可愛い事を言う史奈ちゃん。

そんな対照的な2人を見ているだけで幸せな気分に浸れる。
蕎麦屋から駅に向かうまでの道は2人に両腕を絡まれながらという最高のシチュエーションでもあった。積極的にイチャイチャしたい悠華ちゃんが先に仕掛け、史奈ちゃんも照れながらもムキになって…というのは、2人の中でのお約束みたいなパターンになりつつある。

いつもは電車が逆方向で、駅で別れるのだが今日は2人が付いてくる格好。
因みに悠華ちゃんも史奈ちゃんも実家暮らしである。

「あ、お泊まりとかは大丈夫だから・・・仕事か史奈と一緒と言えば納得するし、門限も無いから」
「うちも大丈夫かな・・・悠華と一緒と言えば」

成る程。
仲が良い2人だけに口裏合わせもできるって事か・・・

「つまり、呼び放題のヤリ放題よ私達!」
「ちょっ?!悠華ったら、あからさますぎっ!」

あからさまだけど、そこが可愛いんだよなぁ・・・
僕もどんどん悠華ちゃんに毒されていってる感があった。

そんな事を言ってる間にマンションに到着。
ごく普通のファミリー向けマンションで一人暮らしする感じじゃない。
それに築年数の割に綺麗だ。

「ここなんだ・・・ちょっと想像と違ったわ」
「だろうね、ごく普通のマンションだからね」

場所がら単身向けのワンルームマンションも多いから、それを想像したんだろう。

「弘樹くんってさ、実はお金持ちの息子だとか…?」
「まさか。まあこの部屋は親戚から借りれた部屋だけど」
「ふぅん…羨ましいな」
「運が良かったんだ、いろいろと」

僕の部屋までやってきて、鍵を開ける。
2人を先に入れて、それに続く。

「へぇ…凄いなぁ。ここなら一緒に住めちゃうかも…」

「ちょっ?!何言ってるの?!」
「何か問題ある?さっき史奈だって毎日お世話したいって言ってたじゃん。ま、私が困る事は無いから史奈は拒否って事で良いよね?」
「拒否するとは言ってないでしょう!」
「良いんだよ無理しないで。おはようからおやすみまで弘樹くんと一緒に過ごすのは私だけで一向に構わないんだよ。2人で此処に同棲するから」
「待ちなさい!何を勝手に決めてるの!」
「弘樹くんは拒否しないわよ。ねえ?」
あからさまに胸を強調する形で抱き着きながら僕に問う悠華ちゃん。
「ま、まあ、部屋も余ってるし、構わないけど」
「じゃあ今日から此処が私と弘樹くんの愛の巣という事ね!」
「私も住みます!」
「えー。史奈は親を説得出来るの?」
「どんな手を使ってでも話をつけるから!」

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