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ミスコン彼女+そのお友達
官能リレー小説 - ラブコメ

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ミスコン彼女+そのお友達 18

僕が家に帰った頃にふと見ると、悠華ちゃんからメッセージが来ていた。
『ヤリモクでいいから何時でも声かけてね』
何て言うメッセージとキスしようとする顔の自撮り。
やっぱり、彼女は最高に可愛くてドキッとしてしまった。

史奈ちゃんからは何も無かった・・・
と言うより多分体力的に限界じゃないかと思った。


そして次の日。
ドキドキしながら講義に出ると、スッと隣に史奈ちゃんが座ってくる。
僕がそっちを向くと、史奈ちゃんは頬を赤くして俯いた。
惚れてまうやろーと言うギャグそのものを言いそうになるぐらい心掴まれた僕。
そんな背中をパシンと叩かれる。

「いよっ!お熱いね、お二人さん!」

大声で無いのが幸いだったが、ニヤニヤしてる悠華ちゃんがいた。
史奈ちゃんが『悠華っ!』って咎めるように言うが、悠華ちゃんは全く動じる風で無い。
そして僕の耳元で囁く。

「私なら、何時でも弘樹くんのオチ◯ポ受け入れ可能よ」

今度は僕が赤くなる番だった。
史奈ちゃんはそんな僕達をジト目で睨む。

そんな顔も史奈ちゃんなら可愛いのだけど、今は何も言う事が見つからない僕なのだった。

午前中の授業はそんな微妙な空気の中過ぎていって、お昼の時間を迎える。
僕は今日の授業はここまで。いつもならさっさと帰っているところだが、今日はちょっと気分が違う。

「弘樹くん。お昼どーする?」
「今日は授業ここまでなんだけど…」
「私もだよ。史奈も一緒に帰りがてらどっか行こうよ」
なんて悠華ちゃんが言う。

そんな悠華ちゃんの言葉を僕が拒否する訳も無く・・・
そんなこんなで大学から出て2人の行きつけの店へ。
意外な事に、座敷のある純和風のお蕎麦屋さんだった。

「ちょっと意外だな」
「それはどっちが意外なの?」

史奈ちゃんはむしろこんな店で合う気もする。
雰囲気的に着物が似合いそうでもあった。
悠華ちゃんは多分着物より浴衣が似合うだろうけど、それよりも洋風な方が合ってる感じもした。

「和風は私チョイス・・・史奈ちゃんはガッツリ肉派なんだよ」
「ちょっ?!そこまで私っ、肉派じゃないっ!・・・まぁ、好きだけど・・・」

お肉好きな史奈ちゃんもいいなぁなんて思ってしまった。
そしてそのお肉が、あのお胸へ・・・
と、妄想だけが進む。
でも、メニューですぐ天ざるセット頼む辺り、食欲的にも肉食系なんだろう。

「私はおろし蕎麦セット!・・・ここのは美味しいんだ!」
「へぇ、そうなんだ」

この辺りの2人の違いも見ていて楽しい。

「だがしかし、ニシン蕎麦派なのだ!」
「おっ、渋い所行きますな、旦那」

こっちのノリに合わせてくれる悠華ちゃんはホントにいい子だ。この性格に可愛さと身体のエロさが加わったら人気なのも当然だ。
それをなんだかわからないような視線で見つめる史奈ちゃん。でもそんな彼女も可愛い。

「それにしても、昨日は…ホントに良かった」
「うん…僕も」
昨日のことを思い出す。
史奈ちゃんが少し顔を赤くして俯き気味になった。

「いやぁ〜本当に楽しかったよ。見た事の無い史奈の姿。想像以上にエロエロだったねぇ」
「な、何言ってるの?!悠華に言われたく無いよ!」
「えー?だってバージンだった癖にあんなに感じまくってたじゃない」
「バージンだったのはお互い様でしょう!感じまくってたのは悠華も同じだし!」
「史奈ちゃん!声大きいよ」
いくつもの視線を感じて慌てて史奈ちゃんを止める。途端に彼女は真っ赤になって押し黙った。
「ところで弘樹くんはこの後暇?」
周りの視線もまるで気にしない悠華ちゃんは凄いな。
「特に何も無いよ。3人でどっか寄ってく?」
「なら弘樹くんの家が良いな。史奈もそう思わない?」
「……う、うん。ご迷惑じゃなければお邪魔したいな」
「大歓迎だけど、何にも無いよ?」
「別に良いよ。私らは弘樹くんがいるならそれでね」

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