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合法ロリ彼女×ロリコンイケメン彼氏??
官能リレー小説 - ラブコメ

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合法ロリ彼女×ロリコンイケメン彼氏?? 5

普通は……だが彼女は今の会社に雇用されてないと大学の奨学金返済が出来ない、仮に今の会社が倒産すればそのまま水商売か合法ロリAV女優にもなりかねない、労働基準監督署の指摘でサービス残業過多になっても知らんぷりをしており指摘された時に“初めて知った”と言うフリをしていた……何処か心が荒んでおり危ない感じもしている。
「沢渡……ここまでして大丈夫なのか?」
「……部長、社長や会長が透をダシに戦略結婚とか考えているとかないですよね?」
鵠の眼が泳ぐ、なるほどそれならソープランドで脱童貞って考える訳だ。



数日後の夕方、先月までなら残業当たり前であったが労災事案と警察沙汰が起こったのが堪えたらしく仕事の進捗状況が遅れても終業させる事になった。
「年下彼氏に逢いにいくんでしょ?」
「はい」
職場の同僚らはニッとする、そりゃあ今まで恋愛にならなかった事は話しているので数日前の透を彼氏と聞いてびっくりした事は確実だ。因みに夕方に透のマンションを訪れる様に手筈を整えた、それは普通のデートだと透が困るのだ。
この分だと透も今まで恋愛した事も無いと肯定してもいいのだ、私も学生時代は恋愛は無縁である。職場同僚には透の素性は伏せておく、このご時世で問題起こしているブラック企業経営者の身内と知れたらどうなるか……本当に面倒臭い。


「燐さん」
彼のマンションにて堅い表情の透に私はにっこりして言う。
「荷物届いているよね?開けて無い」
頷く透、昨日燐から送られたスーツケースは玄関に置いたままだ。
「着替えるから」
そのスーツケースを持って空室へと入る……本当に一人暮らしにしては広過ぎる感もある。

透は私の彼氏になったんだし、一緒に幸せになりたい。
透には、がんばってもらわなくちゃ。
男女としての幸せだけじゃなくて、うちの会社の経営者になって、ブラックな業態を一掃するくらいに。
だから、同棲して、彼を盛り立ててあげるんだ。
もし腑抜けたら、私を襲った事を事件にしてやるつもり。

でもまずは、ラブラブに過ごしたい。
だからこの衣装も用意してみた。

「燐さん?」
「着替え終わったわ」

私が部屋から出ると、透は「嘘だろ…」と素で驚いてる。
だって、私が着ているのは、メイド服なんだから。



「おかえりなさいませ、ご主人様♪」
一度言ってみたかった台詞。まあお店じゃなくてお家の中なんだけどね。
透はというと口をパクパクさせてなんかビックリしてるし。

「天使だ…」
あっやべ、変なスイッチ入れちゃったかも。

「燐さん、やっぱり貴女は紛れもない天使だったんですねっ!」
「おふあっ!?」
なんかいきなり抱っこされた!つか見た目の割に力あるな!

しかもこれ、お姫様抱っこじゃない!
「さあ燐さん!いきましょう!」
「ちょっ!」
あれよあれよという間に、彼の部屋へ連れ込まれてしまう。
その彼の顔の嬉しそうな事ったら、こっちが驚いてしまうくらい。
そして、彼のベッドに並んで腰掛けている。
互いに顔を向け合うと、いきなり。
「燐さん、好きです」

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