PiPi's World 投稿小説

闇クラブ
官能リレー小説 - スポーツ

の最初へ
 3
 5
の最後へ

闇クラブ 5

「ふふふかわいい。」
これは私ではない。
いつの間にか、初老の女性が立っていた。
きれい。
思わず私は見とれてしまった。白髪が混じった髪を恥じる様子もなくその女性はつからないように結い上げた。
肩からながすようにかけていたバスタオルが揺れて女性器が垣間見えても恥じる様子もない
それは図太いというよりも自分の体に自信さえうかがえた。
初老らしく皺が刻まれている。その体でさえ気品が匂ってくるようだ。
「初めまして新人さん。」
「あ、はい。初めまして。私…。」
私がしゃべろうとしたときに女性はそっと私の口に人差し指でふれて
「みーちゃんね。よろしく。私はここの学校長 笹原といいます。」
「あの、先生?」

「ふふ。怖がらなくて大丈夫よ。」
笹原と名乗った女性は親しげに私に語りかけた。
「さっきみたいな酷い歓迎会はしないから。私もあんな状況があるなんて知らなかったわけじゃないけど、ここまで露骨にするなんてよっぽどあなたたちが脅威だったんでしょうね。」
「あの大丈夫なんでしょうか?」私が問いかけた
今後の報復についてである。
「ちゃんとあの部長さんには処置をします。その後の後釜については部員からあなたたちを推薦されたけど、保留にしているわ。」
「そ、そうですか。」
「ゆっくりとここに馴染んでから決めてちょうだい。ほかにもいろいろな部があるからつまみ食いしてみるのもいいと思うわ。今日はかわいい新人さんに会いたくて来たの。これから私たちだけの入学式をしましょう。裸の付き合いってやつね。ようこそ星屑学園へ。私はあなたたちを歓迎します。」
これが私たちの尊敬する笹原先生との初めての出会いだった。
「さて、夏樹さん。ここからは、源氏名で呼んだほうがよいでしょうね。」
笹原先生は夏樹に微笑みながらいった。
「なーちゃん。でいいかしら。」
先生の提案に真っ赤な夏樹は下を向きながら首をふって答えた。
「あの、できればタマでお願いします。」
また猫の名前かい。
心のなかで激しく私は突っ込んだが、笹原先生は微笑んでいった
「そういい名前ね吉原さん。どうでしょう。」
笹原先生の視線を追うと、一人だけスーツ姿の女性がいた。シャープな眼鏡をかけたいかにも優秀そうな女性だった。
「そうですね。字数鑑定ですとばあ80パーセントといったところでしょうか。彼女の運勢は元々、波乱万丈の相。つまり英雄の相なのですが、それに拍車をかける可能性はありますが。」
吉原さんは素早い動きでタブレットパソコンを滑らしながら答えた

笹原先生は軽く微笑みながら
「やっぱり相性のいい源氏名は自分の感性が働くもんですからね。女は子宮で考えると言われているわ。あなたにもそんな直観力があるのかもしれないわね。タマちゃん。」
といった。
「それにしても寒くなってきちゃったわ。かけ湯でもしようかしら。」
笹原先生が桶で水を汲むと首からうなじにかけてお湯をかけていく。
私は女の身でありながらぞくっとしてしまった。
その動きは、男に性を媚びる様子とは違う、自然で自信を秘めた動き方だ。
初老という年によるプロポーションの崩れさえ、違和感を感じさせない。
それでいて母性のようなやさしさを感じた。
男の人が欲情するのってこんな感じなのかなあと思った。
「さあ。タマちゃんいらっしゃい。かけ湯してあげますね。」
そういわれた夏樹=タマちゃんは体を屈めながらお母さんになつくように先生の前に歩みよった。


私はそのとき彼女に少し嫉妬のような感情を覚えたと思う。
私も彼女と一緒に笹原先生に近寄った
「さあタオルを外してちょうだい。タマちゃん。ちっとも恥ずかしいことないわよ。」
盗撮をされているのだから無理があると思うのだが、先生はタマちゃんの羞恥心から、体に対するコンプレックスに意識を変換させてしまったようだ。
タマちゃんはタオルをはずし、先生がかけるおゆに身を任せていた。
そのお湯は同じくうなじから胸の谷間を通って彼女の恥丘に下り落ちていった。
そのお湯の動きが彼女の体を這うようで、私の情欲を搔き立てた。
私レズなのかしら。そんな気持ちが芽生えるほどだった。

SNSでこの小説を紹介

スポーツの他のリレー小説

こちらから小説を探す