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闇クラブ
官能リレー小説 - スポーツ

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闇クラブ 4

鶫は驚くも夏樹は怪訝な顔で何時の表情……給金カードとは顔写真と名前があるカードで校内での金銭のやり取りを一元化、つまり一晩で万札が束になる事も珍しくないのだ。
「ミーちゃんの身体って綺麗だからさぁ、鳴かせたいって思う奴多いよ……初物三点セットを一気に買い値を吊り上げた男が落札」
「どうしてそれを」
「有名なのよ、吊り上げること自体はよくあるけどその額がね……そっか、確か破瓜の際には疑似盲目にされたから知らないかぁ」
疑似盲目とは透過性ゼロのコンタクトレンズを装着する事で目隠しとはまた違う背徳感がある。鶫は自分の純潔を奪った相手の男性は知らないのだ。
「まっ、アタシも最悪な状況で散らされた上に加工された……」
夏樹は脱衣室にて躊躇なくブルマを脱ぐ……鶫は見た、ク〇は包皮を除去された上に肥大化されリンクが嵌められており恥丘は永久脱毛された上に子宮とハートマークを模した淫紋が刺青で刻まれていた。
「私が〆たやつらに組織があってね。学校で公開処刑されたんだ。部活の水筒に睡眠薬が入っていてね。私が目覚めるまでの24時間ずっとやり続けてたんだ。ビデオはいつの間にか校内放送のなかに仕込まれていた。それは学校の責任もあるけど、学校は私の件は不問にするから起訴を取り下げるように迫ったんだ。もちろん私はもとの学校にいられるわけない。昔の剣道の先生がこの学園を知っていてね。確かに非合法だけど、組織からみを守れるし、生徒の自主性はある程度守られるということでここに来た。あと私のもう一つの狙いはハニートラップなんだ。外の人間と通じている友達が怪しい人をメールで送ってくれる。そこで、私がこの体を餌に情報を聞き出せば」
彼女は決意の表情をみせて、私に小さくうなずいた。
「しみったれた話になっちまったな。わりぃ。お風呂入ろうか。」
彼女の話を聞いていたおばちゃんも彼女に同情しているようだった。
「ねえ。お姉さん。私も協力してあげるわ。こう見えても。私この学校で、この星屑学園の嬢王に大手をかけた女って言われてたんだわ。」
 
嘘だ。私たちは視線でうなずきあった。たしかにいまでもかわいいおばちゃんだけど。

おばちゃんは私たちのカードを見ると
「あら、新人さんだね。初めてでここを使ってくれてありがとう。はじめは皆慣れてないからプライベートつかう人が多いんよ。でも1月ぐらいでだいぶここにも入ってくるからね」
「早めにアプローチしておくと顧客のつきもいいからね。」
夏樹さんが笑顔で答えた。
「アプローチ?」
「盗撮コーナーでは、見ている利用者からいろんなアプローチがくるんだ。登録している部活に顔を出してくれる人もでてくるからね。」と夏樹がいった。
そういっている間にカートの挿入が終わった。
カードにはすでに2000円と記載されていた。
「帰りにはもう一度通しんよ。そんときに追加料金と、アプローチカードわたすかんね。」


脱衣室に入ると、ヒノキの香りが強くなった。温泉の湯気で霞んだ青空が見えていた。
どうやら雨は上がったらしい。露店風呂のほうが絵になるし、いい値がつくかなあと考えた。
私は上着を脱ごうとして脱衣室のかごを除いたら少し気になるところがあった。
脱衣かごの横にアクリルの箱が置いてあったのだ。
「あのこれって?」私は夏樹に尋ねた
「ああ。あのおばちゃん言ってなかったっけ。使用済み売買ボックスだよ。結構客が取れてくると使用済みの下着なんかも売れてくるんだ。アクリルに入れると同様の新品が支給されるよ。お気に入りなら気を付けてね。」
やがて入浴の支度を終えるとタオルで体を隠し、露天風呂のほうに向かった。
雨上がり、晩秋の風が窓ガラスを叩いている。
私は冬でも露天風呂が好きだった。
小学生の頃は男風呂にも入っていた。そしてのぼせたら人目もはばからず露天風呂脇のヒノキに寝そべったものだ。
あの頃とは、年も、境遇も違う。
一つ溜息をつきながら中扉をあけると、夏樹が立ちすくんでいた。
「どうしたの?」私が聞いた
「あ、いや、誘っといたの私なんだけどさ、じつは私、男の人に見られるのって慣れていないんだよね。乱暴されていたときも無意識だったしさ。」
顔をいっぱいに赤めながら、夏樹がいった

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