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駆ける馬
官能リレー小説 - スポーツ

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駆ける馬 59

兄弟がそんな会話をした数日後、樹里が涼風ファームにやってきた。

そして、その樹里にヘンリーが報告書を見せる。
英語の報告書で、ビッシリと理由が記載されたそれを見た樹里は、枕元に報告書を置いてヘンリーの胸板に頭を乗せる。

ここはベッドルーム。
ヘンリーと一戦交えた後だ。

「私に異存は無いですわ・・・真奈さんの意見は?」

そう来ると思っていた。
ヘンリーは反対側に居る敦子を撫でながら天井を見る。
樹里と初めて会った頃は化粧っ気も無く女を捨てた母親的な敦子だったが、ヘンリーに毎日可愛がられて女らしさを取り戻して綺麗になっていた。
その敦子も困った顔をする。

「マナの意見は悪く無かったんだ・・・でも若干欠点を補う事を考え過ぎるきらいがあってね・・・」
「そう言う事ですか・・・」

樹里も何となく察する。
要は4兄弟に意見が却下されたのだろう。

「兄貴はマナを相当気に入ってるんだ・・・その分厳しい」
「だから止めれないのよね」

ヘンリーの言葉に敦子もそう付け加える。
敦子もヘンリーに愛され、その愛情の深さが分かっているから尚更だった。

4兄弟全員が無尽蔵な性欲の上に愛情が深いタイプだ。
敦子もヘンリーに毎日時と場所を選ばず何度も求められて身も心も蕩けさせられている。
もうヘンリーに愛されるだけでなく、彼の繁殖牝馬として何人孕まされても良いとすら思っているぐらいだ。
だからエリックにハードな調教される真奈の事は心配しつつも、それが愛情と理解できるだけに口出しもできないのである。

「真奈さんの事は・・・私にとって競馬をする上での大事なパートナーの一人です・・・だから排除だけはしないで下さい」

樹里はヘンリーにそう訴える。
ヘンリーもそんな気遣いをする樹里に好感を持ちながら、抱き寄せてキスをする。

「やっぱりジュリはいい女だよなぁ・・・理解はしたよ」

ヘンリーはそう言いながら樹里にのし掛かって巨根を挿入する。
悦びの声を上げる樹里をうっとりと見る敦子。
不思議と嫉妬心は湧かない。
むしろ同じ男に愛されている樹里に親近感が湧いてくる。

同年代であり、娘も同い年と共通点はあるものの、どこか住んでる世界のまったく違う人間だと思っていた。
でも今はそうではない。
同じ男に深い愛情を持って接される、仲間なのだということ。
敦子は樹里の姿を見て嬉しくなった。

「アツコはもうちょっと待っててくれよ」
「私はいつでも構いませんよ、今は樹里さんを可愛がってあげてくださいね」

敦子は微笑みながら2人の行為を見ていた。
彼女の首には首輪が付けられている通り、エリック程ハードで無いにしろ奴隷調教のような事はされている。
ヘンリーも前の夫より亭主関白と言うか、女は支配するものとナチュラルに思ってる節がある。
だが、それでも深い愛情で可愛がられるものだから、敦子は身も心も堕とされてしまった訳である。
2人の娘にも愛情深く接してくれるので、2人共新しいパパとしてヘンリーに懐いているし、敦子もこんな形であれ新しい家族を築いていく気持ちになっていた。
むしろ奴隷妻と言う立場に幸せすら感じていたのだ。

そんな敦子の前でヘンリーは樹里を力強く突く。

「ユーシのモノだからっ、孕ませれないのが残念だよっ!」

敦子が樹里に感じるようになった親近感はこれだなと気付く。
樹里もぺ◯スの前に無力な女であり、男に従う事に悦びを感じる女なんだと言う事だ。
そこに身分や何かがある訳で無いと・・・

そう思うと、樹里ともっと仲良くなりたいと思うようになってきた。
敦子は身体を樹里に近づけると、その豊満な乳の先端に舌を這わせたのだ。

「んあっ!あ、あぁ、敦子さんっ!?」
「樹里さん、私も、混ぜてくださいね」
「あっ、あぁ、あぁあっ!?」

「アツコも随分アグレッシブになったなぁ」
「それもすべてヘンリーさんのおかげですよ」

笑顔の2人から攻め立てられて樹里は快楽に導かれ、陥落していく。

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