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駆ける馬
官能リレー小説 - スポーツ

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駆ける馬 47

母馬のシロノヒリュウは涼風ファームが泣く泣く手放した繁殖牝馬の一頭である。

奥原が惚れ込んだと言う一頭は、もうレースに出れる程の仕上がりで坂路コースを駆け上がって行くが、真奈が驚いたのはそこではない。
騎乗する四男ジョンの上手さだ。

いや彼だけでない・・・
兄弟全ての馬を扱うスキルが別次元な程高いのだ。
シロノヒリュウの83だけでなく、ブレイヴェストローマン産駒とリマンド産駒のセリ購入の2頭の牝馬。
そして唯一の牡馬であるシーテイストの83も良い動きをしているが、それも鞍上の4兄弟の動きが抜群なせいなのは長年やってきている真奈や幸子は理解できている。

それは調教だけでなく、馬の世話からしても別次元・・・
長年やってきている幸子が牧場では知識経験共にトップだったのだが、それすら4兄弟の足元にも及ばなかったのだ。
こんな人達が牧場に来てくれる・・・
ただ単なるレベルアップではない。
牧場自体が生まれ変わる気がしたのだった。


その夜、ゲストハウスの樹里用の一室。

「少し残念だね」

次男のヘンリーが本当に残念に肩を竦める。

「そうだね、でも後進国だからこんなもんだろ?」

三男のラルフの言葉だが、悪気は全く篭ってない。

「僕達のお世話してくれたらそれで良くない?」

四男のジョンの言葉・・・
それらは全て幸子以下、涼風ファームのスタッフについての彼らの評価だった。

「それは全て折り込み済みだ・・・それでどうする、オーナー」

長男のエリックがそう言うが樹里は答えない。
いや答えられない。

今、樹里はエリックに突かれながらヘンリーの竿を口に咥え、ラルフとジョンに豊かな乳を揉まれながら、2人の竿を握ってる状態だ。
その表情は嫌がってる風は無く、むしろメスの顔でうっとりとしていたのだ。

「んあぁ・・・」

ヘンリーの竿を名残惜しそうに口から話す樹里。

「彼女達にもぉっ、教えてっ、あげてぇっ、欲しいのぉっ」
「それは俺達が彼女達を『調教』する事込みだけどいいのか?」

エリックに突かれながらもそこは冷静になり焦る樹里。

流石にそれはいいのかって思ってしまう。

「弟達が言う通り、今の彼女達のレベルなら辞めて貰った方がいい」

エリックは予想してたようだが、涼風ファームの根本的な問題はスタッフの質の低さだと思っていた。
日本の牧場の中で涼風ファームのスタッフが明らかに劣ると言う訳ではなのだが、本場の最先端を知り、本場の最先端な技術を持つ彼らからすれば低レベルでしかない。
これは情熱だけでは越えれない差なのだ。

「私はっ、彼女達とっ、一緒にぃっ・・・競馬をっ、やりたいのっ・・・」
「そうか・・・」

兎に角性欲が半端無い兄弟にとっても手軽にヤレる女は欲しい。
ただ女癖は悪いのだが、同意しない相手とヤルのは好みではない。
因みに樹里とする許可は本人からは得ていないが、持ち主(祐志談)からは許可は得ている。

「なら、弟達と担当を決めて徹底的に調教しよう・・・一年後にはオーナーを驚かせてやるさ」

そんな事を言うエリックがフィニッシュ。
だが終わりでない。
今度は入れ替わりでヘンリーが樹里にハメる。

「ふあああおっ…」

ヘンリーが樹里にハメた瞬間、結合部からプシャっと白濁の液が溢れ飛び散る。
エリックが樹里に中出しした名残である。

正面にはジョンが仁王立ちし巨根をしならせながら樹里を促す。
樹里はその巨根を自らの乳で挟み込んだ。

そんな樹里にエリックがキスする。
そのキスも樹里を蕩けさせていくぐらい上手い。

「オーナーもいい女だが、ユーシのモノなのが惜しいな」
「ユーシは自由に使っていいと言ってるからそれで我慢だな」

手持ち無沙汰のラルフが樹里の尻を軽くペチペチ叩きながら言い、その弟にエリックが答える。
勿論、樹里の意志は無視だが、この4兄弟に蕩けさせられた樹里はもう抗議する意思すら無かった。


そんな4兄弟に散々ヤラれた樹里。
牧場の朝は早く、4兄弟も暗いうちに樹里の部屋から出て行った。
樹里もそこからシャワーを浴びて、朝食の前まで眠ったのだ。

朝食は幸子が全員の分を用意するのが涼風ファームの日常だった。
真奈や従業員だけでなくその子供達の分も用意しているから4兄弟と樹里と娘達が増えたとて問題は無い。
樹里も最後の冬を楽しむ為に少し長い休暇を送ろうと子供達を連れてきていたのだ。

子供達はいきなり現れた外国人に興味津々だった。
子供好きらしいジョンがカタコトの日本語でコミニケーションを積極的に取りに行っていた。

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