PiPi's World 投稿小説

駆ける馬
官能リレー小説 - スポーツ

の最初へ
 35
 37
の最後へ

駆ける馬 37

2着カツラギエースとは2馬身の差。
勝ちタイム2分32秒8は中山芝2500mのコースレコード。
別格の力を見せつけた『皇帝』シンボリルドルフ。

それでもなお、馬自身は涼しい顔で引き上げてくる。
衝撃的な勝利も当たり前であるかのように。
そしてその背中に乗る鞍上も同じく…

ルドルフの主戦は岡江なのだ。

名手が隙の無い騎乗を見せ、馬もまた隙の無いレースをする。
絶対王者の強さを見せつけた戦いだった。


そして、ホープフルステークスだ。
関東遠征の澪はその日、代役の騎乗で2戦2勝。
どちらも人気の高くない馬での勝利であり、鮮やかな騎乗だった。
代役で澪に任せた奥原もこの予想外の勝利に澪を誉めるしかなかった。

「いやっ、よく乗ってくれたっ!・・・終わった馬とか言われて悔しかったんだよっ!!」
「こちらこそ良い馬をありがとうございます」

年甲斐も無く狂喜乱舞する奥原に、満面の笑みで返す澪。
その少し紅潮した顔には何かを掴んだ様子が伺えた。

実際は何かを掴んだと言うより・・・
ステイヤーズステークスでドン底に落ちて栗東に帰った日の事がキッカケだった。
風呂場で寛子に『ちょっとアソコを見せて』と割れ目を指で広げられて確認されたのだ。

「寛子さんっ、ちょっと恥ずかしいっ!」
「・・・これなら大丈夫そうね」

自分も同じ体験した寛子だったが、自分が克服した『荒療治』を澪に試すのは躊躇していた。

何故なら澪に男性経験が無いからだ。

だが、激しい運動する女子にありがちな事・・・
処女膜の喪失をしてる事を確認した寛子は、荒療治する事を決めたのだ。
そして、一応用意していたソレを澪に見せる。

「それって・・・もしかして・・・」
「もしかしなくてもそうよ」

それは、棒のついたパンツ状のもの・・・
ぺ◯スバンドだ。
しかも電動のお高い奴で、人目を気にしながら大人のおもちゃ屋で買った奴だ。

「そんな大きいの無理無理無理っ!」
「大丈夫、大丈夫、お馬さんより小さいから」

恐れをなす澪の前でぺ◯スバンドを履く寛子。
寛子の荒療治は、一旦馬鹿になるまでイキきってみると言うものだ。
ただ、もう手だけでは澪も足りないだろうからこそのぺ◯スバンドと言う訳だ。
これにした理由は、男性経験の無い澪だから初体験は少しでもマシなものにしてやろうと言う心算だが、澪にとっては余り変わらない。

「はいはい、さっさとヤッちゃおうね」
「無理ですって!無理っ、無理っ!!」

無理と言いつつも抵抗はしない澪。
実はちょっと興味はあるのだ。

「はいはいっ!一度イッちゃったら後は楽になるから!行くよっ!」
「やあっ!寛子さんっ!いやあっ!」

ズブリッ。
ズブズブズブ…

ペ◯スバンドの先端が澪の割れ目に突き刺さり、根元まで飲み込んでいく。

「んっはあ!?あっいいいいいっ!?」
「まだ挿れただけなんだけど、澪ちゃんもうイッた?」

処女膜は失っているとはいえ、初めての衝撃に澪の脳内は激しくスパークしていた。

それでも寛子にしがみつきながら腰だけはヘコヘコと振っている。
そのサカリのついた犬のような腰つきに、相当に溜め込んでいるのを感じて寛子は溜息混じりに言う。

「じゃあ・・・一回馬鹿になっちゃおうか」

腰のスイッチを入れる。
それもMAXで・・・

「ンギギギィィィッッッ!!」

白目剥きながら悶絶する澪。
身体を痙攣させながらも腰だけが勝手に動く。
一気に何度もイカされて、頭の中で火花が散っているようだった。

寛子の方も快感に声が漏れるが、こっちは慣れがある。
澪を抱きしめながら突き上げる。
男は射精すれば終わるが、女の性欲はイケば終わりでは無い。
特に澪は中途半端に快楽の火を灯したままだったから尚更だった。
だからこの荒療治で一旦真っ白になるまで燃やし尽くすと言う訳だ。

SNSでこの小説を紹介

スポーツの他のリレー小説

こちらから小説を探す