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駆ける馬
官能リレー小説 - スポーツ

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駆ける馬 351

ヘンリーとエリックがそう言う牧場のママこと幸子は、少し疲れた表情でソファーに身を沈めていた。
彼女は全裸で少し開かれた股に情事の痕がはっきりと残っている。

「じゃあサクは・・・種付けを・・・」
「ああそうだな・・・ママにとっては寂しいかもしれないが」

毎日のようにサクラスターオーの種付け訓練は幸子の膣で行われていて、先程も致したばかりだ。
毎日の訓練で精子の動きも良くなり、種牡馬としての仕事ができるかもしれない所まで来ていた。

「そうね・・・サクとできなくなるなんて辛いわ」
「当面は種付け数の制限をするから、ママの分も充分あるさ」

その言葉に幸子は幸せそうな笑顔を見せる。
彼女にとって彼との交わりは今や最高の幸せなのかもしれない。

「それじゃ足りないだろうから、俺たちもママの相手をするよ」
「嬉しい・・・みんなに愛されるなんて・・・」

エリック達にとって馬と交わる女は尊い存在だった。
故に今はエリックだけでなく、ヘンリーやラルフ、ジョンやニックまでもが幸子の身体を求めるのだ。

幸子自身も年齢ゆえ今のようにかなりお疲れになってしまうことが増えた。
しかし彼女の体調や健康には全く問題はなく、エリック達やサクラスターオーとの行為でむしろ見た目にはどんどん若返っている感すらあるのだ。

「ありがとう、みんな…」
「いや、むしろ俺たちがママに感謝しなくちゃ」

ヘンリーも裸になり、ソファーに腰掛け幸子を抱きしめる。
幸子は嬉しそうにヘンリーに身を寄せると、逞しくそそり立った男根をそっと握る。

「サクのお相手はどうするの?」
「最初はアキネバーにしてもらうさ・・・彼女も牧場の良いママだからね」

幸子の問いに答えるヘンリー。
アキネバーは今年で19歳。
繁殖牝馬としては晩年とも言え、あと数年で引退を迎えるベテランだ。
涼風ファームの基礎繁殖牝馬ライトオブスターに連なるシロノホマレの娘で、後継牝馬のオータムリーヴスを輩出している。

「あの子なら安心だわ・・・種付けで苦労した事の無い子だもの」

気性的には大人しくないアキネバーだが、母としての子育ては優秀。
更にしっかり発情するし種付け時は大人しいと、繁殖牝馬としては理想的ではあった。
牧場期待の若い良血牝馬達はプライドが高い故か、種付けに結構気を使うタイプが多いだけに慣れない若い種牡馬と交配させるのは危険が伴うのだ。
脚元の不安を抱える為に体重制限が続いているスターオーだけに、若い荒くれ牝馬の相手は少し酷である。

これで少々気の荒いところがあったら種付け中に蹴られたり気分を損ねたりしてしまったら大変。
馬産地でも時々そんな話を幸子は聞いてきた。
スターオーが幸子相手にトレーニング?を重ねてきたとはいえ、馬相手となると話は違う。

繁殖を引退したシロノホマレは牧場の母と呼んでもいい存在であり、自身と血の繋がりがない幼駒の世話係にもなっていたほどだ。

そのシロノホマレも30歳となり、体力的にも衰えが目立つようになってきた。
いずれアキネバーがその立場になるだろうが、それを待つ事は無く今年は平穏に暮らさせる予定であった。

「シロノホマレは隠居でも、ママはまだまだだよ」

そう言ったヘンリーが促すと、幸子は身を起こしてヘンリーの上に自ら跨る。

「ああっ!これがいいのぉっ!!」

馬の巨根とは比べるべくも無いが、ヘンリーも人間基準では巨根。
馬の相手をしているのに、その巨根をギュウギュウ締め付ける。

「やっぱりママはいいオンナだね」
「でもぉ・・・あなたの赤ちゃん産んで上げられなくてごめんね」
「出産は卒業でも、オンナとしては生涯現役でいてもらうさ」

彼らの実の母親も多くの子供を産んだし、歳の離れた弟や妹もいる。
彼女も幸子とそこまで歳は離れていないが、女としてはまだまだお盛んらしい。
因みに彼女も馬と交わった牧場のママであり、エリック達兄弟の初めての女でもある。

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