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駆ける馬
官能リレー小説 - スポーツ

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駆ける馬 197

「これはきっと次に繋がるだろう。もちろん僕らももっと上を狙う為に努力していかないといけないけどね」

奥原は健闘ぶりに目を細める。

引き上げてきた澪とラモーヌ。
欧州特有のタフな馬場を走り切って、珍しくラモーヌがかなりお疲れの状態だった。

今後はラモーヌの体調を見つつ、可能ならフォア賞を使ってロンシャンのコースに人馬共に慣れさせて、本番の凱旋門賞に挑む予定だ。
今日のキングジョージより更に凱旋門賞は強豪が集まるが、ラモーヌなら無様なレースにはならないと奥原は思いを強めたのだ。


その夜のホテル。
全裸で絡み合う美女2人。
樹里とアネットだ。
とは言え、大きなお腹のアネットが樹里を一方的に攻めてイカせまくっているのだが。

「ふふ・・・どうかしら?」
「ああ・・・凄いわ」

アネットが問うのは愛撫の事では無い。
樹里の答えも然りだ。

彼女達の前のソファーで座る祐志の前で跪いて股間に顔を埋めている裸の女。
若いが胸も尻も大きく発育した彼女は奈帆だった。
祐志の巨根を嬉しそうに舐めていた。

「よく仕込んだな、アネット」
「ええ・・・こっちの才能も彼女は一流よ」

満足そうな祐志。
奈帆を気に入っているのは一目で分かる。
恐らくこれは樹里の予想だが、祐志は牧場での初対面から奈帆を気に入り、アネットに仕込ませる為に留学を持ちかけたのかもしれない。

それがまた、断る理由も無ければ、こちらに利益しかないように見える辺りが祐志の厭らしさだ。
こうやって何人もの女を堕としてきたのだろう。

「あの時、これを知ってれば・・・家族全員でおもてなしできましたのに」

奈帆が女の顔で微笑む。
男に抱かれ、男を知っている顔だ。

それもその筈、留学初日から由紀と共にアネットに散々イカされ、牧場従業員達に犯された。
そしてそこから今まで、毎日複数の男達と交わってきたのだ。
それだけヤレば、この歳でも男慣れするだろう。

「ふふ、牧場の娘は淫らで子沢山じゃないとね」

アネットが言うその言葉は、よくエリック達兄弟も言っていた。
肉欲と言う本能的欲求が強い方が、動物である馬と相性がいいのだろうか。
その辺りはよく分からないが、現状の涼風ファームの成績が右肩上がりなのは事実だ。

「いい娘だ・・・跨ってみな」
「はい!」

大人びた妖艶さと子供の無邪気さが混じった笑顔の奈帆が座る祐志の上に跨る。
彼も相当な巨根だが、それを難なく膣に飲み込んでいった。

「んはあぁ…これ凄いですっ!」
奈帆の表情が快楽に蕩けていく。
それはエリックに抱かれる真奈とまったく同じように樹里には見えた。

「いいぞ、もっと動いてみな」
「はい!」
母親以上にたわわに実った果実を揺らしながら、奈帆は躍動する。

「はあぁっ、これっ、いいっ、いいのぉぉっっ!!」
「ふふ、安産型のいいケツだ・・・母も祖母も今年も孕んだんだ・・・お前も孕んでおくか?」
「はいっ!赤ちゃんっ、赤ちゃんっ、孕みますぅぅぅ!!」

あどけなさの残る顔を欲情に染めながら腰を振る奈帆。
セックスに慣れているとは言え、祐志と言うワールドクラスのスケコマシのレベルは一味違う。
処女だった樹里も、祐志に抱かれて一月程で言われれば何処でも股を開く女になり、今でも彼の肉便器に甘んじてるぐらいだ。
いくらセックスに慣れようと、15の小娘など祐志にとってはチョロい相手だった。
簡単にオチた所で誰も責める者などいない。
祐志を知る樹里やアネットなんかは『まあ、そうなるよね』と言う感想しか出ない。

「ナホはジュリ以来らしいわよ、気合い入れてオトしたい女って」
「私以来かどうかは怪しいけど、オトしたいのは理解できるわ」

あの牧場で強く反発された時から心に決めていたのだろう。
呆れるばかりの執念だが、悔しいが嫌いにはなれない。

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