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駆ける馬
官能リレー小説 - スポーツ

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駆ける馬 184

幸子が幸せならそれでいいのだが、女としては複雑な思いが渦巻く。

「お嬢様、申し訳ありません」
「いえいえ」
しかし樹里だって大人だ。嫉妬など意味がないと悟る。

熟れた身体がエリックの上で踊る。
心底幸せそうな幸子の姿がそこにあった。

大ぶりのスイカのような乳からミルクを溢れさせながら、エリックの上で重そうにゆっさゆっさと揺らしながら腰を振る幸子。
快楽に染まりきった幸せそうな顔に樹里もつい惹き込まれてしまう。

50歳になっても性欲旺盛な幸子。
元々、性欲は強い方だったが、ここまで盛んになったのはエリックとの出会いからだ。
欧米系だけにスキンシップや愛情表現がストレートで熱烈なエリックに求められているうちに、女としての本能がすっかり目覚めてしまっていた。
以前も不倫関係になったのは、性欲を持て余していたからだったのだが、エリックに求められると更に性欲は高まって・・・
今では幸子の方が毎日エリックを積極的に求めるぐらいになっていた。
そうやって娘の真奈と共に毎日エリックの取り合いを仲良くしている訳だが、エリックは2人を相手しても問題無いぐらい精力が強いから問題ではなかった。

そんな幸子を見ながら、樹里は自分で弄って慰めていた。
彼女も30歳となり、性欲が相当増しているのを自分でも感じている。

エリック筆頭に4兄弟は代わりばんこに自分を抱いてくれるし祐志とも会えば必ず犯してもらうように回数だけなら身体は満たされていると言ってもいい。
問題は…幸子はじめ牧場の従業員たち皆がそうであるように、ご懐妊と行かない、樹里の中ではそれが大問題なのだ。

「はああっ、あっ!あっ!もっとっ、もっとっぉおおおおおおっ!!!!」

目の前で絶叫する幸子が羨ましくてたまらないのだ。

エリックは確かに優しいし女を愛してくれる。
だが、一方で己の子孫を増やす事と性欲を満たす為の道具として女を使っている面もある。
幸子もそれは理解している。
理解した上で逞しいオスに従わされるメスとして幸せに浸っている訳だ。

それを羨ましいと思う樹里も、祐志からそれを喜びとするように調教されてしまった女だ。
だからこそ幸子を羨みながら自分で慰めていた。
そうやって一心不乱に自慰していた樹里の前にエリックが立っていた。
既に静かになっているから、一戦終わったのだろう。

さっきまで幸子の膣内にあったエリックの巨根。
淫らな液に塗れるそれに樹里は自然と吸い付く。
ジュブジュブと音を立ててしゃぶる。
欲しくて堪らなかった物を目の前にして我慢できなかったのだ。

「淫らだな」

エリックの声は馬鹿にしていない。
むしろ褒めているように聞こえた。
それが嬉しくて更に激しく樹里は巨根をしゃぶる。

いったいこれで何人を狂わせてきたのだろう。
幸子も真奈もコレの虜にされてしまった。自分だってそうだ。
でもそれが幸せなのだ。

「しゃぶるだけじゃ満足できないだろう、ジュリ」

エリックにそう言われて、巨根から口を離して彼の目を見つめる樹里。

「欲しいならジュリから腰を振りな」

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