駆ける馬 125
「じゃあ、来年短期免許取れるように手配と、来日した週に乗れる馬の手配をしてやろう」
「ありがとうユーシ、後はユーシが私に騎乗してね」
子供達の前でイチャイチャしてみせて、樹里は見ていて顔が赤くなってしまうのを感じていた。
娘達も若干怪訝そうな顔をしていた。
「見てないで、樹里も来いよ」
そんな樹里を祐志は引き寄せる。
そして、マイクロビキニで隠しきれないたわわな乳を掴んでくる。
「あっ、もうっ!強引なんだからっ!」
「本当に淫らなお前に似合うビキニだな」
褒められたのだが、あまり嬉しく無い言葉。
だけど喜んでしまってる自分がいた。
「お前のビキニの写真を麗奈に見せてやろうかな」
「やめてよ、そんなこと」
先程カメラの前でポーズを取らされて写真撮影をしたが、祐志ならその写真を麗奈に見せかねない。
そうやって嫉妬させて女をコントロールしようとするのは自分の時もそうだった。
流石に子供達の前でセックスまでは無いだろうが、ギリギリの際どいスキンシップぐらいするかもしれない。
競馬にそこまで興味のない麗奈だから今回は誘わなかったのだろうが、こうして他の女、とりわけ樹里と仲良くしているのを見せて焚き付けるのだろう。
因みに麗奈とは別の機会に家族サービスで一緒に旅行してるそうな。
「両手に花だな」
「まったく調子の良い人」
「ユーシはいつもそうよね」
樹里は呆れ顔だがシャロンは特に気にしないで笑っている。
祐志の魂胆は付き合いも長くなってきたから樹里も理解してはいる。
シャロンを使って樹里をヤキモキさせる気なんだろう。
そんな手に乗らないわよと、一旦祐志から離れてプールに飛び込んだ。
飛び込んだ瞬間、マイクロビキニからたわわな乳が飛び出る。
プライベート空間とは言え、恥ずかしさに急いで直す樹里。
だが、そんな事があっても火照った身体に冷たいプールは心地良かった。
その樹里の後ろからドプンと水音。
プールに飛び込んだシャロンが樹里の背中から抱きついてくる。
「私、ジュリの事大好きだわ」
樹里の背中に自分の形の良い乳を押し付け、樹里のたわわな乳を揉んでくるシャロン。
手つきは祐志より優しい。
「相沢騎手はどうなの?」
「ミオも大好きよ・・・ドバイでとってもエッチだったし」
「あらまあ・・・」
ドバイで確か澪とシャロンは意気投合して一夜を過ごしていたのだが、何をしたのだろうか樹里には何となく想像が出来てしまった。
確かに澪も健康的な女子だから、性欲はあって当然だろう。
「ミオにはまだ意中の人はいないって感じかしらね。深くは聞かなかったけどもしかしたらヴァージンかも…」
「あら…」
彼女のいる世界は他とは隔離されたような管理社会だとも聞く。
「逞しい男もいいけど、ね?」
「もう…」
「へっくしゅ!!」
「あら澪ちゃん、風邪?」
「そんなことは…寛子さん、私のいないトコで変な噂とかしてませんよね?」
「さあね」
「うー、怪しいです…」
寛子の胸にぽすんと顔を埋める澪。
ベッドの上で裸で絡み合う2人・・・
調教終わりの昼下がりに、寛子の部屋で一戦交えた2人の肌に汗が浮いていた。
「牧場でブーちゃんが俺のオンナ自慢でもしてるんじゃないかな?」
「いや、奴はそんなタイプじゃないと思う・・・甘えん坊で寂しがり屋だし」
寛子は自分の胸に顔を埋める澪の頭を撫でる。
「澪ちゃんの方だもんね、ブーちゃんの勃起チ◯ポ見れなくて寂しいのは」
「それは寛子さんだってでしょ!」
膨れっ面で寛子の方を見た澪に、寛子は手を伸ばして澪の股間に刺さるバイブのスイッチを入れる。
「んああぁっ!寛子さぁんっ」
甘い声を上げた澪が、悶えながらも反撃とばかりに寛子の乳を吸う。
寛子も甘い吐息を漏らしながら澪の頭を抱いた。
「あっ、あっ、ブーちゃんのチ◯ポでっ!おかしくなっちゃうっ!」
頭の中でスターライトブルーに犯される妄想・・・
馬に関わる女子の大半がする妄想で澪は悶える。
「新しく来た子も大物だから楽しみよね」
どこが大物なのかは想像にお任せと言うやつだ。