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アイドルジョッキーの歩む道は
官能リレー小説 - スポーツ

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アイドルジョッキーの歩む道は 37

瑞穂としてはこんな美少女の絡みは大歓迎の性癖だから問題無い。

最初は少し以外だった。
取材した碧の最初の印象は凄く真面目で馬一筋に見えた。
それは間違ってないが、真面目に見えるのは意外と人見知り傾向で親しくなるまでの対応が固い事が主で、馬一筋に見えるのは男に対する性的欲求や恋愛思考が薄い事・・・
まぁ、性に関してはこう言う育ちだと幼少から動物の交尾を普通に見てるから受け入れが早いしある意味ドライになりやすいからだと言うのもある。

碧と茜の性の目覚めは、牧場犬の交尾を見て互いの性器を弄り合った事らしいのもその性癖の後押しになったのだろう。
畜産関係者の女子が結婚出産が世間よりかなり早めと言う都市伝説めいたものもあながちこんな事が理由の一つだろう。

瑞穂自身も馬術部だった関係で勃起した馬のぺ◯スを見る機会もあったし、思春期だったからドキドキもした。
馬の発情に立ち会って、困惑しながらも性的興味が湧いた覚えもある。

まあ、だからこんな目の前の行為も受け入れ易いのだろう。

「みずほさぁん・・・ひとりだけみてるなんてずるーいっ・・・」

ほぼ全裸の酔っぱらいが瑞穂に絡んでくる。
彼女の成績は馬との共感と危機回避的な野性の勘もあるが、こんな風になった時も野性的な発情だ。

「そうですよぉ・・・瑞穂さんも参加って事で!」

こっちは酔っているのかいないのか分からない茜。
変な貞操観念してるが根っ子は碧と一緒だ。
その二人がかりで瑞穂の服を剥ぎ取っていく。

「こらぁ、二人ともやめてぇ」

瑞穂もそう言ってるが抵抗は形だけ。
二人の発情した牝獣に服を剥ぎ取られてしまう。

「あはぁ・・・みずほさんのぉ、おっぱいぃ!」
「ほんと、綺麗ですよねぇ」
「もうっ、こらっ、揉まないっ、舐めないのっ!」

瑞穂も中々の美乳で、やっぱりこの業界のオヤジ共のセクハラに合うぐらい素晴らしい。
本人にとってそんなセクハラは不本意だが、今の碧や茜のセクハラなら大歓迎だ。
ただしイケメンならばならぬ、ただし美少女ならばだ。

「あんっ、ちょっ、もう、そこはっ」
「みずほさんはぁ、ココが弱いぃ」
「んっ、あっ、やめっ」

以前から碧とは相談がてら一緒に飲んだこともあり、瑞穂も碧のお手付きだったりする。
まあ美少女相手だから瑞穂だって断らなかったわけで。
多少嫌がりながらも酔うと変貌する可愛い猛獣の相手をするのであった。

そして、今年最後の週が始まった。
普段火曜日から木曜日までの開催の豆州湊競馬場であるが、最終週は変則で月曜日から水曜日の開催。
碧は水曜日まで地元で戦い、木曜日はヤングジョッキーシリーズで大井競馬場、金曜日は中山競馬場となる。
ヤングジョッキーシリーズは春にあったトライアルラウンドで圧倒的な格の違いを見せただけに逆に負けられない立場。
だが、決勝ラウンドは中央所属騎手も出てくる。

中央で話題は天才諸澄の妹で既に25勝と新人最多勝の諸澄舞。
そして、新人の時の怪我で一年以上のブランクがありながら復帰して勢いに乗っている関西の期待の星、三河拓也。
才能でこの二人が飛び抜けているとの話題だった。

勿論、碧も負ける気は全く無いが、まずは地元だ。
谷口とのリーディング争いだ。
獲得賞金的にもなでしこウインターカップで先着した方に最多賞金のタイトルが付くので、碧はもしかすれば騎手三冠もありえるかもしれないのだった。

最多勝利、最高勝率、最多賞金の騎手三冠となると、もちろん碧にとっては初めてのこと。
それも百戦錬磨の大ベテラン谷口が相手だ。
プレッシャーも感じながら気を引き締めてレースに挑む。

幸い騎乗数も谷口より上で、開催初日から碧は順調に勝ち星を積み重ねていく。
しかし人気馬で勝ちきれないこともあり、谷口もしぶとく追い上げわずか1勝しかリードを広げられないでいた。

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